市販されている漢方でニキビが治る？効果や好転反応について

ニキビができると塗り薬で対処することが多いのですが、実は漢方薬でも治すことができます。最近では数多くの漢方薬が市販されており、症状に合わせて選ぶことができます。
使用する場合のもっとも大きなメリットは体の内側から働きかけのできることであり、体質の改善にも有効です。

ニキビのできやすい人はせっかく治してもまた後から新たなニキビができてしまうことも多いので、根本的に解決するためには体質を変えていかなければなりません。
しかし、体質というのは持って生まれた部分も大きいですし、生活習慣を変えると言ってもすぐには変えることができません。
そのような場合に使用したいのが漢方であり、優しい働きかけで整えることができます。

漢方薬の主な定義

副作用のない自然の薬草の葉や根、茎、鉱物等から採取された2種類以上の生薬が用いられているものを指し、心身のバランスをコントロールしながら体質の改善に良い効果をもたらします。

西洋薬のように即効性のあるものではありませんが、続けていくうちに少しずつ変化が現れてきて、お肌や体調をゆっくりと改善することができます。

問題となっているところにダイレクトに効くタイプではありませんが、体全体の調子を向上させることができますので、様々な症状に対処できます。効き目は穏やかで優しく効いてきますので、体調の弱っている時にも安心して利用できます。

ニキビに効果的な漢方とは

ホルモンバランスを整えたり免疫力をアップさせたりして、ニキビのできにくい状態を作っていきます。様々なタイプの症状に有効であり、飲み始めてから一年以上は継続しなければなりません。

ピッタリと合う漢方が見つかれば、お肌の悩みを根本から解決してくれますので、肌トラブルを起こすリスクがかなり下がります。
利用する漢方には体質によって合う合わないがありますので、心配な時には一度薬剤師さんに相談すると安心です。選ぶ際には少し専門的な知識も必要になります。

好転反応が起こることも

利用し始めると体の内側で変化が起こるのですが、その多くは正常な反応です。
好転反応と呼ばれる症状が現れて副作用と間違えることもありますが、一時的にニキビの症状が酷くなるのは一過性の症状ですのでそれほど心配する必要はありません。

稀に数週間くらい続くこともありその経過に驚いてしまうことも多いので、慌てて服用を止めてしまう人もいます。しかし、続けると体内の毒素が排出されて症状は落ち着きます。