にきびが気になったり気軽に治したいという場合、市販のものを塗って改善を試みますが、市販で発売しているものは約50種類販売されています。
どの塗り薬が効果があるのかわからず購入を迷っている場合には皮膚科医師のニキビ薬ランキングの上位にあるものを試してみるのも良い選択です。
個人的な体験でのランキングも参考にしながら、皮膚の専門医でもある皮膚科医が選ぶランキングであれば効果は期待できるものです。
ニキビに効果のある成分
皮膚科医が選ぶニキビ薬ランキングは、配合されている成分が大切と考えます。
最も効果が期待できる成分はディフェリンゲルです。
国内では比較的新しいものですが、ニキビ治療に定評があるビタミンA誘導体の一種で、半透明でとろみがあるテクスチャーです。
ニキビの原因は皮脂、角質、アクネ菌、炎症で、ディフェリンの効果は皮脂を抑えて角質をピーリングする作用があり、軽度や初期のにきびに効果がある成分です。
抗菌作用と抗炎症作用がある成分があるゲルは、菌を殺して炎症を鎮める効果が期待できます。アクネ菌を抗菌して炎症も抑える優れた成分ですが、長く使用すると耐性菌が発生し、耐性菌が発生すると効きにくくなるため、長期的な使用は控えます。赤いにきびなどに使用します。
市販のもので効果が期待できるもの
市販のものをすぐに購入する場合には、抗炎症効果と殺菌効果を持つ2つの有効成分の働きがあるペアアクネクリームWです。フェイスラインやしつこいにきび、乾燥していてもできるにきびなど大人にきびに効果があります。
塗るポイントは薄く塗らずに厚く隠れるぐらいに塗ることです。
またアクネバリア薬用プロテクトスポッツも良いものです。
突然できたにきびに効果を発揮します。
できそうな部分やできた部分に1滴塗ります。ハーブなど自然派の成分で低刺激性でメイクの上からも使用できます。
市販タイプを使う時の注意点
市販のものでも早めに自分に合ったものを使うことで治すことも可能です。
市販のタイプを購入する場合でアレルギー体質の場合、イオウやレゾルシン、サルファ剤などの使用は注意が必要です。
また効果を期待して必要以上に広範囲に塗ったり、大量に長期間使用することは避け、自分に合っているかを確認するために、患部に直接塗らずにパッチテストを行なってから使用します。にきびが腫れやただれが酷い場合には薬剤師に相談して購入したり、市販のもので治療を続けるのではなく、皮膚科医に相談することが良い選択です。