ニキビ痕と言ってもパターンはひとつだけではなく、それにはさまざまな種類があります。
単純に赤みが残るだけと言うようなものであればまだ良いですが、それが酷くなると黒いシミのようにして残ってしまうこともあります。
どちらになったにせよニキビ痕は非常に気になるものとなりますが、しかしこれらよりも問題になってきてしまうのが「クレーター」になったようなものです。
クレーターとは月などに見られる地表上の穴のことであり、主に天体衝突によって作られる地形です。
ニキビ痕をクレーターにしないためには
しかしニキビ痕に関してクレーターと言われる場合には皮膚がえぐれてしまったように肌に凹凸が出来てしまった状態のことになります。
これが問題となる原因としては凹凸があるために目立ちやすいこと、ただ色がついてしまっただけのニキビ痕とくらべてもしつこく残り続けることが挙げられるでしょう。
ではニキビ痕をクレーターにしないためにはどういったことを考えるべきなのかと言うと、最も重要になるのは炎症が酷くなったり化膿したりしてしまうまえに素早く治すということです。
ニキビを潰さなくてもクレーターの原因になります
こうしたクレーター状のニキビ痕ということだとよく「潰してしまったからそうなったのでは」などと言われることがあるのですが、実際のところ一切潰していない人であってもクレーター状になってしまうことはあります。
これはニキビがひどい炎症や化膿を起こしてしまうことによって皮膚の奥の真皮層にダメージが入ってしまうのが原因です。
真皮層は肌のハリを保つための機能を持つ部分となっており、かつ自然治癒がほとんど見込めない部分です。
この真皮層がダメージを受けてしまうと肌のハリが保てなくなって凹凸が生まれてしまい、そしていくらスキンケアをしてもそもそも自然治癒が見込めないためにいつまでも凹凸が消えないということになってしまうのです。
一度できてしまうと対処が難しい分、やはり最も重要なのは炎症・化膿を防ぐことだと言えます。
クレーターにしないための具体的な方法
具体的な方法としてはスキンケア用品を効率よく使って皮膚の状態を良いものに保つほか、普段の食生活や生活リズムを見直して抵抗力を高めることが挙げられるでしょう。
スキンケア用品の活用で言えば化粧水を使った皮膚の保湿、食生活で言えばビタミン類をしっかり摂取すること、生活リズムで言えば規則正しい睡眠とほどよい運動がベストとなります。
この全てを一度に実現することは簡単ではありませんが、ニキビ跡を残さず治療したいのであれば少しずつでもそれぞれを実現していくように心がけてみましょう。