ニキビをなくすには??
■ 野菜や果物を摂って、油っこいものを食べなければそれでいいの?
■ 自分の肌にあう化粧品がわからない。どの成分が入っているものを使えばいいの?
わからないことはたくさんありますよね。
今回は取りたい栄養素とニキビ肌に良い成分をご紹介いたします。
摂りたい5つの栄養素
ニキビのないキレイな肌をめざすのであれば、摂っていただきたい栄養素は「ビタミンA」「ビタミンB群」「ビタミンC」「ビタミンE」「食物繊維」の5つです。
ビタミンA
まず、ビタミンAが不足すると古い細胞がたまる角化異常が起こりやすくなり、皮脂が詰まりやすくなります。
ビタミンB群
ビタミンB群が不足すると皮脂分泌のコントロール機能低下によりアクネ菌が増殖しやすくなります。
ビタミンC
ビタミンCが不足すると、細胞の再生機能の低下、メラニン増加が進みシミができやすい肌になります。
ビタミンE
ビタミンEが不足すると活性酸素が増え、毛穴の皮脂が酸化しやすくなります。
食物繊維
これらにあわせて、食物繊維も一緒に摂り、ニキビができやすくなる原因である便秘の改善もしましょう。
ビタミン群は朝、昼、晩と3回に分けて摂取しましょう。
ちなみに、ビタミン群は水溶性のため、摂取後必要ない分は排出してしまいます。つまり、ビタミンCを1日1000mg摂る場合、朝1000mg摂っても朝必要な300mgだけ体内に残り、700mgは不要なものとして排出されてしまいます。
化粧品に入っていて欲しい4つの成分
化粧品から摂りたい成分は「レチノイン酸」「ビタミンC」「プラセンタ」「コラーゲン」の4つです。
レチノイン酸
レチノイン酸とはビタミンAのことです。この成分は皮膚の新陳代謝を促進することで、シミ・ソバカス、くすみやシワを薄くするほか、ニキビ改善に効果もあります。
ビタミンC
次にビタミンCですが、これは栄養素と同じ働きをします。メラニン増加を防ぎシミのできにくい肌にします。高濃度のビタミンCはシミを消してくれる効果が期待できます。
プラセンタ
プラセンタとは胎盤から抽出されたエキスで、更年期障害や肝臓障害の薬にも用いられる成分です。シワやタルミを改善するのに優れた効果があり、ニキビや毛穴引締めにも効果が期待できます。
コラーゲン
最後にコラーゲンですが、保湿効果があり肌に潤いを与えると同時に、皮脂の酸化を防ぐ効果が期待できます。
なお、プラセンタやコラーゲンは化粧品から直接肌に吸収させるだけでなく、食品から摂取することもできます。効果は前途した内容と同じです。
まとめ
キレイな肌にするためには、ビタミン群が欠かせないようです。ビタミン群はサプリメントで手軽に摂れますが、体への負担を考えると食事から摂るのが理想的です。ニキビで悩む人は食生活を一度見直す必要があります。
また、自分に合った化粧品がなかなか見つからない方は、ビタミン群をメインにしたものと保湿力の高い化粧品を選ぶと良いでしょう。乾燥すると脂質が酸化して炎症を起こしてしまいますので、保湿力の高い化粧品で乾燥を防ぎましょう。
オイリー肌だから保湿は必要がない、と化粧水の後何もつけない人もいるかも知れませんが、それは逆効果です。化粧水が蒸発してかえって乾燥しやすい状態になってしまいます。化粧水の後は乳液または、クリームやゲルでしっかり保湿をしましょう。