ニキビが炎症を起こして皮膚科へ受診をすると、抗生物質を処方されることでしょう。
抗生物質を飲めば、たちまちニキビの炎症はおさまり、数習慣で綺麗な肌になるケースがほとんど。
しかし、抗生物質は決してニキビの治療薬ではありません。
また、副作用の心配もあるものです。
皮膚科で処方される抗生物質
皮膚科で処方あれる抗生物質は、決してニキビの治療薬ではありません。
しかし、今炎症を起こして化膿している、ニキビの鎮静に役立ちます。
ちなみに、皮膚科で処方される抗生物質には、アクネ菌の増殖を防ぐことはできないそうです。
外用薬であればまだしも、内服薬なので、この辺りの期待が持てないことには納得がいきますよね。
また、現在世に出ている抗生物質の中には、アクネ菌の増殖を防げるものはありません。
炎症を鎮静させることができる。
ただこれだけのために、副作用があるかもしれないリスクを背負うことになるのです。
抗生物質による副作用
抗生物質による副作用を、考えたことはありますか?
・めまい
・頭痛
・吐き気
などもあるようですが・・・。
一般的なものと言えば、お腹を壊して下痢が止まらないようになることです。
健康状態の優れない人や、抗生物質に拒絶反応を示しやすい人であれば、1週間前後でも、その症状があらわれることでしょう。
もちろん抗生物質にも種類があり、効き目のほども全く異なります。
しかし、ニキビを解消したいがために、胃腸障害に見舞われてしまっては、更にニキビを悪化させてしまいそうです。
長期に渡る服用は避けたい
実際に抗生物質を飲み、下痢が止まらずに点滴をうつような段階までいった人がいるそうです。
点滴をうつ前は、10分に1度はトイレに行かなければいけないような、そんな状態が続いていたのだとか。
ちなみに、ニキビの炎症を抑えることができるのは、何も抗生物質に限ったものではありません。
漢方だって、徐々にではあっても、長く続けることで効果を発揮してくれるものがあります。
また、長期に抗生物質を服用することにより、抗生物質に対する抗体ができてしまい、薬の効果も薄れてしまうので、更に強い薬を求めることになります。
そこで、抗生物質は長期に渡り服用するものではないことを理解して、皮膚科へ受診する際も、治療方針について一度相談を持ち掛けてみると良いでしょう。
薬による副作用は恐ろしいものなので、現在抗生物質を飲み続けているような人がいれば、早期に皮膚科へ相談に行くか、別の皮膚科で相談をしてみるのも良いかもしれません。