ニキビケアにはNG！デメリットだらけなレモンパックによる肌荒れ注意報！！
ニキビケアの一貫としても、レモンパックは人気です。
素肌に直接果物のレモンを置き、そのまま放置するだけで完成！
とっても簡単でリーズナブルに、美しい肌を手に入れられるなんて情報も拡散されています。
しかし、このレモンパックはニキビケアとして使用するのは、NGだと言われている説もあるようです。
そこで今回は、『ニキビケアにはNG！デメリットだらけなレモンパック』についてご紹介していきます。
レモンパックとは？
レモンパックは、果物のレモンを輪切りにして、それを顔に貼りつけるようにしてパックする美容方法です。
レモンにはビタミンCなどの栄養素がたくさん含まれており、ニキビケアとしても、シミや美白対策としてもおすすめされるケースもあるようです。
しかしこれは、一昔前に流行した美容方法であると言われていて、現在ではレモンパックを行なうことによる肌への悪影響について指摘されているようです。
ニキビケアの一貫としても、ビタミンを豊富に含むレモンを使用することを考える人はいるようですが、これはおすすめできません。
果物を直接塗布するレモンパックって、実はデメリットだらけなのだそうです。
シミを誘発してしまう可能性がある
レモンパックで注目されているのは、レモンに入っている成分により、シミを誘発する可能性があるということです。
ソラレンと呼ばれる成分が、皮膚の色素沈着を促すようになり、将来シミができやすくなる可能性が高まると言われているのです。
そもそもソラレンは、紫外線に対して、強い反応を示します。
ソラレンは『光毒性』なんて言われ方をするほどです。
以前、夏に柑橘系のジュースを飲んでプールに入っていると、そのうちにどんどん火傷のような症状が現れ、体や顔中に腫れが広がった人の話しをしているTVがありました。
これが柑橘系に含まれるソラニンが、紫外線の影響を受けて、肌に刺激を与えた結果なのです。
ソラニンは体の外から吸収するのではなく、柑橘系ジュースなどを飲むことにより、体内に吸収するような場合でも同じようなことが言え、紫外線を過度に浴びる前（夏場のプールや海水浴の前）などには、なるべく摂取を控えるようにすることが良いとされています。
シミや色素沈着のみならず、肌に炎症を引き起こすケースもあると言われているようなので、紫外線と柑橘系果物の相性は最悪だと言えるわけです。
レモンエキスを配合したパックもNG？
レモンエキス含む、柑橘系果物のエキスを配合したと記載されているような、化粧水やパックを目にすることもあるのではないでしょうか？
柑橘系果物の化粧品を使用することにより、
・乾燥対策に役立つもの
・肌トラブルを軽減してくれるもの
・香りにより安らぎを与えてくれるもの
上記のような期待をもつことができるのだそうです。
殺菌という面でも優れていると考えられることもあるようで、ニキビケアの一貫としてもレモンパックが注目されていたのですね。
確かにもともと適切な処理を受けて、柑橘系果物のエキスを配合したような化粧品に関しては、使用してはいけないものではありません。
昔からレモンパックに関する注目度が高いことで、あえてレモンエキスを配合した商品を探すような人もいることでしょう。
そのような化粧品を使用する上で気をつけておきたいのは、使用する商品の種類はもちろんのこと、なるべくなら外出前などに使用しないことや、夏場のような日差しの強い日が続くような時期には、なるべく避けるようにしておくことだと言えるでしょう。
最近ではアロマオイルなどでも、柑橘系植物のエキスの濃度を高めて配合されているようなものもありますが、これらについても同じことが言えるので、シミを作りたくないと考えるのであれば、無難に夜のみの使用とするなど、季節や時間帯を考慮して使用することがおすすめです。
ソラニンはたくさんの食物に含まれている！？
実はソラニンは、柑橘系果物のみならず、たくさんの食物に含まれているのだそうです。
いくら柑橘系果物の摂取を控えたとしても、その他のもので摂取をしてしまっては、同じことになります。
ちなみにソラニンを含む代表的なものと言えば
・きゅうり
・セロリ
・パセリ
・三つ葉
・しそ
などもソラニンを含む食物の一種です。
また成分名称は異なるものの、サプリメントなどにもソラニンに分類される成分が含まれていることはあり、言い出すときりがないなと感じるほど、たくさんの種類の食物に、この成分は含まれていることになります。
あまり神経質になりすぎると、『一体なにを食べて生活をすればいいんだ！』とストレスを感じる人出てくるかもしれませんが、ソラニンにより今回ご紹介したようなリスクを伴う可能性も否定はできない！ということは、常に頭に入れておきたいところです。
