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ニキビができない肌を目指す

ニキビができない肌を目指す

厳選!おすすめニキビケア

みなさんは、定期的に行っているスキンケアはありますか?

その方法でニキビ予防に効果が出ていますか?

今回はニキビができない肌を目指すために、週1回は行いたいスペシャルケアの方法をご紹介いたします。

ピーリングで角質ケア

健康な肌は28日サイクルで肌の基底層というところで生まれた皮膚細胞が、少しずつ表面に浮上して、はがれ落ちます。これが肌の「ターンオーバー」です。しかし、加齢などで働きを鈍くなると、古い角質が肌についたままになり、それが毛穴をふさいで酸化すると炎症を起こしやすくなります。

その乱れたターンオーバーを短いサイクルで調整するのが、角質ケア「ピーリング」です。

週に1度(40代以上は2週間に1度)角質を除去するようにします。生理前など吹き出物が出やすい時は、特に意識してケアをしなければいけません。

ピーリングで表面の肌アカをとり、ローションパックで水分を送りこんでいくと肌はふっくらと白くきれいな肌になります。美白用化粧水でパックをすると色素沈着を薄くする効果も期待できます。

ピーリングがニキビ予防になるワケ

ピーリングとはピーリング剤という一種の酸を皮膚に塗ることにより、古くなった角質をはがし、表皮のターンオーバーがスムーズに行われるようにサポートをすることで、真皮のコラーゲンを増やす効果があります。毛穴の引き締めやシワの改善、シミを薄くする効果が期待できます。角質を取ると毛穴に皮脂がたまりにくくなり、ニキビや炎症を予防することで、ニキビ痕ができにくくなります。

自宅でできるピーリング

ピーリング剤にはAHAというアルファヒドロシキ酸という水溶性の酸が入った化粧品を使います。ちなみに、グリコール酸、乳酸、クエン酸などもAHAの一種です。フルーツ酸も化粧品の表示法では一種のAHAにあたります。これらの成分が配合された市販の化粧品を使うことで、自宅でも手軽にできます。

ピーリングの方法

ピーリングを自宅で行う際には、AHAまたはフルーツ酸が配合されたピーリング用の化粧品を使います。いろいろなタイプがありますが、塗ったあとに拭き取るタイプは刺激が強いので、ジェルや石鹸など洗い流せるタイプがお薦めです。

肌の弱い方は天然のハーブや塩、食物エキスが含まれるスクラブ入りのものもお薦めです。初めてピーリングを行う時は、必ずパッチテストを行ってください。

一般的なピーリングジェルの使い方

ここでは、一般的なピーリングジェルの使い方をご紹介いたします。

■ 洗顔
はじめに洗顔を行い、表面の汚れを取り除きます。そして、タオルで水気を取ります。

※ ここで1つ注意!
タオルで顔をゴシゴシ拭かずにタオルを押し当てるように水気を取るようにしてください。ゴシゴシ拭くと、顔の表面に傷がつき、ピーリング時にしみる原因になります。

■ マッサージ
次にピーリングジェルを適量手に取り顔全体に塗布し、押し当てるように顔になじませて軽くマッサージを行います。マッサージは手のひらや指の腹を使って、優しく行いましょう。

■ すすぐ
最後にぬるま湯ですすぎます。すすぎ残しがないように入念にすすぎましょう。

■ピーリング後のケア
ピーリング後は肌が過敏になっているので、刺激の少ない敏感肌用の化粧品を使います。敏感肌用の化粧水でのローションパックをしてしっかり保湿します。市販の敏感肌用のパックシートを使用しても構いません。オールインワン化粧品を使っている方は、いつもよりゲルやクリームを多めに塗ってパックをしましょう。

まとめ

古い角質が残っているとそれがニキビの原因になります。

ピーリングはニキビ予防として、週1回(40歳以上の方は2週間に1回)行います。

使ったあと、肌が痛む、赤みや痒みがある場合はすぐに中止しましょう。

ピーリング化粧品での効果が感じられない場合は、美容皮膚科やクリニックで専門的なピーリングが受けられます。

ピーリングで角質ケアをしてニキビのない肌を目指しましょう。

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