思春期の頃に気になっていたニキビが、また出来ていると感じることはないでしょうか。
実は10代の若い頃にできるニキビと、大人になってから出来るニキビの原因は大きく異なります。
思春期の頃にできるニキビは、成長期であるために成長ホルモンの分泌が活発なのと同時に皮脂分泌も活発になるために起こるニキビです。
そのため、正しい洗顔とスキンケアを行って余分な皮脂をしっかりと洗い落とせば解消できるものでした。
しかし、大人ニキビはそう簡単に行かないので非常に厄介なニキビと言えます。
大人ニキビと女性の社会進出の関係
最近では女性の社会進出が急増し、女性であっても役職につき男性の部下を持ったりするのは珍しくなくなってきました。
女性の社会での責任が重くなるのはそれだけ女性が必要とされていることでもありますが、その分色々なことを抱えてしまうのも女性です。
会社での仕事が忙しくなり、帰宅時間が深夜になるとご飯をいちいち作るのも面倒でつい外食やコンビニで済ませてしまうことも多くなります。
しかし、遅い食事や味付けの濃いコンビニ弁当などは肌にあまり良い影響を与えません。
人間関係のストレスや睡眠不足も原因に
加えて仕事での人間関係のストレスや、深夜の帰宅による睡眠不足などが続くと女性の肌はみるみるうちに肌トラブルを起こしていきます。
仕事が忙しい中でストレス解消にと、タバコの喫煙が増えたり、付き合いでお酒を飲む回数が増えることで、肌はさらにダメージを受け、ニキビや吹き出物ができやすい肌となってしまうのです。
つまり、大人ニキビができる原因とは、女性の社会進出による仕事の忙しさやストレス、生活習慣などが深く関係しているため、簡単に改善するのは難しいと言えます。
ただ、しっかりとスキンケアを行い生活改善や体質改善を少しずつ続けていくことで、すぐに効果は出ませんが必ず大人ニキビは改善していきます。
ゴールデンタイムには就寝しましょう
特に、お肌のゴールデンタイムと言われる成長ホルモンが出る10~2時の間に就寝し、しっかりと良質な睡眠取ることはニキビを作りにくくする肌へと変わるのに非常に大切な要素の一つです。
また、便秘、あるいは下痢気味で腸内環境が悪いと肌から老廃物や毒素が出てニキビや吹き出物ができやすくなる原因となりますので、体の内側からケアしていくことも大切になります。
仕事が忙しい中でも、しっかりと睡眠をとり、バランス良い食生活を心がけタバコやアルコールの摂取を控えたり、肌のことだけでなく健康の面などあらゆる観点から考えて大人ニキビも改善する努力をしてみてはいかがでしょうか。