コーヒーは、ニキビ発生を促すものであると言われています。
しかし、飲み方を工夫すれば、ニキビへの影響を軽減できると言われています。
毎日のようにコーヒーを飲む習慣がある人は、ニキビへの影響を軽減するためにも、賢く飲むコツについて学んでいきましょう。
コーヒーを飲む量を減らす
コーヒーは、やはり大量摂取することは避けるべきだと考えることができます。
カフェインは刺激物として知られていて、ニキビなどの肌荒れに繋がるだけではなく、眼圧を高める働きを促すなど、体に多かれ少なかれ影響を与えてしまうと言われています。
朝・昼・夜とコーヒーを飲む習慣がついてしまっているような人は、朝と昼だけにするなど、少しずつ飲む量を減らしていかれることがおすすめです。
また胃腸炎などを起こしている時には、カフェインによる刺激が更に炎症を悪化させてしまうこともあるので、なるべく飲まないようにされることが良いでしょう。
その他、気分の浮き沈みが激しい時には、自立神経を整えるためにも、コーヒーを飲むのは控えることが良いとされているようです。
カフェインは交感神経を刺激して、興奮状態を促すことで、更に気分の浮き沈みが激しくなると考えられているのだそうです。
ニキビや肌荒れに悩む人はもちろんのこと、今ストレスを過度に感じているような人も、なるべくならコーヒーを飲む量を軽減させる努力をしていきましょう。
空腹時に飲むことは避ける
空腹時にコーヒーを飲むと、カフェインが胃を刺激して胃酸の分泌量を高めるそうです。
空腹時は胃に食物が入っていない状態なわけですから、胃酸が増えても意味を成さないだけではなく、この胃酸が胃を刺激して胃の不調を引き起こすと言われています。
胃の不調を招かないためにも、空腹時にコーヒーを飲むことはなるべく避けたいものです。
もし休憩時間などを利用してコーヒーを飲むのであれば、お菓子など何かを一緒に食べるようにして、胃への負担を和らげてあげると良いでしょう。
ちなみに最近では、ノンカフェインコーヒーも販売されているようなので、頻繁にコーヒーを飲む習慣がついてしまっているような人は、そのようなコーヒーを飲まれるようにされることもおすすめです。
糖分の少ないものを飲むようにする
糖分は、肌の老化を促すと言われていて、美容には糖分の摂取を少なくすることが欠かせないと言われる時代になってきました。
これは何も1日のうちで全く糖分をとってはいけないということではなく、あくまで摂取量を少なくすることが重要なのです。
そもそも1日の糖分摂取量の目安は、25g程度だと言われているようです。
これは缶ジュースを1本飲んでしまうと、はるかに超えてしまう程度の摂取量!
それほど、1日の糖分摂取量の目安は少ないものなのです。
缶コーヒーに含まれる糖分量は、缶ジュースに含まれる糖分量とまではいかないものの、実はあの小さな缶にもたくさんの糖分が含まれています。
微糖などではない普通の缶コーヒーを1本飲んでしまうと、1日の1/3程度の糖分を摂取してしまうと言われています。
1日に缶コーヒーを、2本も3本も飲む人の場合、缶コーヒーだけで1日の糖分を摂取してしまうことになるわけです。
糖分は体の中で分解をする時に、ビタミンB1を使用します。
体内にある糖分が多ければ多いほど、ビタミンB1は使用されることになり、体の中から不足していきます。
ビタミンB1が体の中から不足してしまうと、体が感じる疲労も大きくなり、肌のバリア機能も低下させ、結果的にニキビなどの肌荒れの発生を促すことになるのです。
肌の健康維持について考えるのであれば、糖分摂取量は必要最低限の摂取として、必要以上に摂取することは避けたいものです。
毎日の缶コーヒーのおかげで、ニキビの悪化や肌の老化を招いてしまうものなのだと考え、飲む量を控えるようにするか、糖分の少ないものを飲むなどして対策をとっていきましょう。
まとめ
コーヒーは、飲み方によっては肌荒れを悪化させてしまうことに繋がると言われていますが、賢く飲めば癌の予防に繋げることができるなんて噂もあるようです。
毎日頻繁にコーヒーを飲む習慣がついてしまっている人は、
・コーヒーを飲む量を減らす
・空腹時に飲むことは避ける
・糖分の少ないものを飲むようにする
上記のような飲み方にも気をつけてみると良いです。
好きなものは、なかなかやめられないものです。
いきなりやめてしまうと、それがストレスとなり、逆に肌荒れを促すことだって否定はできません。
しかし、好きなものを好きなだけ飲むというのはNGで、やはり『適度に』が大切になるわけです。
またコーヒーをやめたから紅茶やお茶に変更をするといっても、カフェインが多く含まれているものや、糖分の摂取量が少なくならないものを飲むのであれば、コーヒーを飲んでいるも同然の結果になるので要注意です。