背中のニキビがかゆい！そんな時におすすめの鎮静方法とは

ニキビというと顔などの目立つ部分ばかりが気になりますが、背中にできてしまうとかゆみが出たり色素沈着が起こったりしてケアが大変です。

ニキビは基本的にはどこにでもできるものであり、皮脂の分泌量が多い部分や摩擦が起きやすい部分がなりやすい傾向にあります。皮脂や摩擦などによって角質が硬くなって毛穴が詰まると雑菌の繁殖を招きますので、できるだけ清潔に保つことを基本として考えなければなりません。

ただし、一度背中にニキビができてしまうとそれだけでは足りず、改善するための対策を講じる必要があります。

かゆみが辛い背中のニキビ

背中にニキビができると、もっとも辛いのがかゆみです。
なぜかゆくなるのかというと、皮膚のバリア機能が低下して軽い炎症を起こしているからです。ちょっとした刺激にも過剰に反応する状態になっていますので、症状が治まるまではかゆみに悩まされることになります。

この状態になると、下着や衣服との摩擦でさえ負担になります。
日常生活に支障をきたすほどのかゆみに見舞われるケースもありますので、たかがかゆみと侮ることはできません。

かゆみを感じるということは、それだけ皮膚にダメージを負っていて更なるトラブルを起こしやすいということですので、ケアを行う際にはできるだけ負担をかけないようにする必要がありますし、下着や衣服も吸湿性が高くて通気性の良いものを選ばなければなりません。

乾燥もかゆみの原因に

乾燥もかゆみを酷くする原因の一つになりますので、保湿ケアを徹底して行うことが大切です。汗をかきやすい場所は皮脂の分泌量も多くて潤っているイメージがありますが、摩擦によって皮膚の表面に傷がつくと水分を保持しておくことが困難になり、徐々に乾燥してしまいます。

毎日お風呂上がりに保湿ケアを行うことで水分の蒸発を防いで肌中に閉じ込めておくことができますので、バリア機能が強化されて肌が強くなります。
その結果、保水力も向上して良い循環が生まれます。

炎症の治りかけもかゆみが現れる

ニキビによって引き起こされた炎症が治りかけている時も強いかゆみを感じることがあります。治癒のために細胞が活発に働いていますので、そのまま慎重にケアを続ければ治すことができます。

体が温まるとかゆみを感じやすくなりますので、お風呂上がりは掻いてしまわないように注意が必要です。
我慢できない時には保冷剤や冷やしたタオルなどで冷却を行うと少し緩和されます。