ベタベタのオイリー肌は、特に思春期や20代のメンズに多い悩みです。
一般的な対策としては、メンズ用の強力な洗顔料を使ったり、熱いお湯を出して、手の平でゴシゴシ洗いする方法があります。
しかし、これらはオイリー肌のメンズにとって、実は改善とは全く逆の結果を引き起こす原因になります。
洗顔で大切なのは、今までの常識や思い込みに捕らわれず、正しい認識で新しいケアを始める事です。また、洗顔と共に生活も改善してしまえば、肌が健康的なメンズになれますし、顔が引き締まってイケメン度が向上します。
顔のケアは、格好いいメンズになるための第一歩ですから、毎日のお手入れに注意を払い、改善の第一歩にする事が大切です。
強い力で顔のベタベタを落とすのは間違い
メンズに多い間違いは、油を落とすだけの洗剤を選んだり、疑いを持たず毎日続ける事にあります。強力な洗浄成分は、一時的にオイリー肌を改善しますが、油を失った毛穴は皮膚を保護する為に、顔を洗う前よりも多く皮脂の分泌を行います。
これでは、オイリー肌のスパイラルに突入しますし、悪化の一途を辿って改善とは程遠くなります。
洗浄力が程々でも、肌の温度よりも高い40度の以上のお湯は、皮脂の分泌を促す主な原因になり得ます。
更には、体を洗うスポンジを使ったり、手の平で洗うのも厳禁です。
メンズだからこそ優しい洗顔が重要になります。
顔に傷をつけず優しく洗顔することが大切
男性の肌は、女性に比べて厚みがあったり、多少の事では負けない強さがあります。
ただし、平均以上に肌が強い人に限定されるので、オイリー肌で弱っている人は、優しい洗い方を心掛ける事が肝心です。
洗浄剤は弱酸性が推奨で、スクラブ成分を一切含まず、泡立っても軽く流せる洗い上がりが理想的です。お湯は38度以下に設定を行い、顔を洗う時に使うのは、原則的に指先と手の平だけにします。
事前に注意したいのは、爪を短く切り揃えたり、ヤスリをかけてなめらかに仕上げておく配慮です。顔に傷がつくとバイキンが入って、吹き出物や炎症の原因になるので、予め予防対策を行っておく事がコツです。
ポイントを押さえた洗顔でさらっとした肌に変わる
メンズの悩みが深刻化するポイントは、悪化の原因が分からず、安易に強力な洗浄力に頼る点にあります。
毛穴や肌は本来、自浄作用を持っていたり、細菌やダニとの協力関係が存在するので、外から無理に洗わなくても清潔に保てます。ただ、皮脂は常に分泌され続けるので、分泌量を減らしたり、正常な状態に導く事が重要です。
強く洗うのは止め、指先を気になる部分に当てて円を描いたり、手の平を肌に押し当てて、泡で洗う洗顔を心掛ける事が改善の切っ掛けになります。