ニキビの炎症が治まりを見せ、ニキビ跡になっているにも関わらず、まだ赤く残ってしまうこともあります。
とくに化膿をしているわけでもないのに赤くなってしまったニキビ跡は、ニキビとニキビ跡の判断に困る要因の一つでもあります。
では、どうして炎症が治まったにも関わらず、赤みを帯びたまま残ってしまうのでしょうか?
今回は、『赤くなってしまったニキビ跡!原因とスキンケア方法』についてご紹介していきます。
ニキビの炎症は治まったのに・・・。
ニキビの炎症が治まりを見せ、ニキビがなんだか治っているように見えるにも関わらず、炎症が起きていた部分が何故かまだ赤い。
ニキビができる度に、何故かこの赤い部分が広がり、広範囲が真っ赤な状態になってしまっている。
ニキビができやすい人の場合、このような人もきっとたくさんいることでしょう。
とくにデコボコしているわけでもないのに、何故か細かいニキビがあるかのように赤く残ってしまうニキビ跡。
メイクをせずには、外出時に億劫になってしまうという人もいるのではないでしょうか?
どうして赤くなって跡を残すの?
赤くなってしまうニキビ跡の正体。
実はそれは、毛細血管が集中しているからだと言われています。
ニキビができると、肌の一部は傷を負った状態になります。
肌は一生懸命、その部分を修復しようとするのです。
この時に、毛細血管が部分的に増え、集合体のようになります。
これが肌表面から見ると、赤く腫れてニキビがまだ治っていないかのように見えるのだそうです。
赤くなったニキビ跡は、今から肌が再生する準備をしている最中!
これから徐々に肌が傷口を修復していき、元の状態に戻ろうとしているのです。
ちなみにこの赤みは、まるで濃い目にチークで色付けをしたかのように、真っ赤にニキビができていた部分を染めてしまうこともあれば、まだらにポツポツと赤くなる程度に留まるケースもあります。
これはニキビができていたことにより、肌がどれだけ傷ついていたかの程度を現すようなものだと言われることもあるようです。
またニキビが治ったからといって、今まで行っていたスキンケアを怠り、肌を不衛生な状態にしてしまうことでも、肌が炎症を起こして傷ついたニキビ跡の周りを重点的に染めてしまうといったケースもあるようです。
赤いニキビ跡のスキンケア方法は?
赤いニキビ跡のスキンケアには、肌の再生力を高めてあげることが大切です。
肌を不潔な状態にすることなく、乾燥させることもなく、健やかに保ってあげるようにします。
実は赤いニキビ跡の時に対策を取るようにすれば、頑固なニキビ跡として跡を残すのではなく、ほとんど元の状態の健やかな肌まで回復させることができると言われているんです。
スキンケア方法としては、古い角質を剥がして再生力を高めるためにもピーリングが勧められることも少なくはないようです。
ちなみにピーリング以外にできることと言えば
・過度なメイクを避ける
・メイクや石鹸残りを防ぐ
・帰宅後はすぐにメイクを落とす
・汚れを残さない丁寧な洗顔
・保湿を行ない肌のターンオーバーを促す
上記のようなケア方法がおすすめです。
肌の再生力を高めることを目的として、栄養価の高い化粧品を購入する必要もありませんし、まずは基本的な面から改善していくことが重要です。
また、肌の再生力を高めるためには、良質なたんぱく質を摂取できるバランスの良い食事を心がけることや、良質な睡眠を取ることも欠かせません。
夜遊びが習慣づいてしまっている人の場合は、メイクをする時間も長くなりますし、毛穴の詰まりを悪化させてしまうことにも繋がるので、ニキビ軽減のためには早めに帰宅してゆっくりとお風呂に入り、十分に睡眠を取るといった基本の生活習慣を見直してみましょう。
まとめ
ニキビの炎症は治まっているのに、何故かニキビが完治しない。
それはニキビ跡のせいなのかもしれません。
ニキビ跡は、濃い目のチークをしっかりと塗布した時のように、真っ赤に肌を染めてしまうケースもあれば、部分的にポツポツと肌を赤く染めるケースもあります。
赤いニキビ跡の段階で対策を取れば、頑固なニキビ跡として跡を残すのではなく、ニキビができる前の状態に近づけることができると言われているようです。
ちなみに赤いニキビ跡を作る原因には
・肌を修復するための毛細血管の集合体
・肌が不衛生な環境下にある
上記のような原因があると言われています。
このニキビ跡に対するスキンケア方法は
・適度なピーリング
・過度なメイクを避ける
・メイクや石鹸残りを防ぐ
・帰宅後はすぐにメイクを落とす
・汚れを残さない丁寧な洗顔
・保湿を行ない肌のターンオーバーを促す
上記の6つのポイントが大切です。
更に
・良質なたんぱく質の摂取を心がける
・夜更かしせずに良質な睡眠を心がける
上記も有効的であると言えるでしょう。
赤いニキビ跡の段階で肌を健康な状態に戻せるように、メイク・洗顔については、とくに注意していきましょう。