鏡を見た時に顔にぽつんと出来てしまったニキビに気がつくことはありますが、背中や肩、腕などに出来たものは気がつくのに時間がかかって対処がすぐに出来ないこともあります。
どれも同じような吹き出物の一種と思う事もあるかもしれませんが、違いはあるのでしょうか。
共通する部分もあれば違う部分もある
体に出来てしまうものも同じニキビですが、共通する部分もあれば違う部分もあります。
発生する過程はどちらも同じで、毛穴に皮脂や汚れが詰まって炎症を起こして出来てしまいます。
ストレスでホルモンバランスが崩れたり、睡眠不足や食事内容の偏りなど、出来てしまう原因はおなじですが、背中や肩、手足なども夏場などは出来てしまうととても目立ちますので、一刻も早く治さなくてはいけません。
体の場合は紫外線もさらに受けやすいので乾燥しやすいというのもあります。
また、顔と体の違いとしては皮膚の厚さもあります。
顔は薄くてデリケートですが、手足や背中周りなどはしっかりとしています。
また、日常的に衣服に覆われているので、通気性が良くないので蒸れやすく、汗をかいたりすると毛穴に汚れが溜まりやすくなっているのです。
ターンオーバーの周期も違い、体の方が角質層が厚いので新しい皮膚に生まれ変わるのにも時間がかかるので、顔と同じようにスキンケアを丁寧に行うことが大切です。
入浴時について
入浴時も顔はしっかりとメイクを落とし洗顔フォームも使って綺麗にしますが、体はさっと洗っておしまいという人も少なくありません。
もちろん洗いすぎは必要な潤いを奪い去ってしまうので、ニキビが出来やすい環境になってしまうのですが、汚れが残っているとそれも皮脂詰まりの原因となります。
きちんと優しく洗い上げるだけでなく、全身にシャワーを入念にかけて洗浄成分を残さないようにしましょう。
清潔にした後、同じようにボディ用のクリームなどを使って保湿も忘れずに行いましょう。
服の着用について
服を着用するので、服そのものの洗浄成分や柔軟剤などが皮膚に付着してそれが刺激となり体にニキビを発生させることもあります。
洗濯の際にもすすぎをしっかりと行うことや、柔軟剤も使いすぎには気をつけるようにすることもポイントとなります。
体の場合はスキンケアなどもあまり考えなかったということも多いでしょう。
けれども体も同じようにいろんな発生原因がありますので、顔と同じように清潔な状態を保ち、ボディケアも一緒に行ってニキビを作らない肌環境を作るようにしていきましょう。