ニキビができると憂鬱な気分になりませんか。白ニキビを見つけてしまうと、とてもつぶしたい衝動に駆られるかもしれません。触ってみると、今にもつぶれそうな感じがして、つぶさずにはいられなくなってしまい、実際につぶす人がたくさんいます。
ただ、後悔している人もたくさんいます。
そもそもどうしてつぶしてはいけないのでしょうか。
つぶしてはいけない理由を知ろう
ニキビができると、一日も早く治したいって思いませんか。だから、白ニキビを見るとつぶしたくなります。つぶしたほうが早く治るような気がしていませんか。しかし、つぶすと大変なことになるかもしれません。
クリニックでつぶすなら安全ですが、自分でつぶすと不衛生ですし、かえって悪化することが多いです。余計にひどい白ニキビができて痛みが出ることもあります。
また、ニキビ跡ができることも多いので、自分ではつぶさないでください。
ニキビは殺菌効果が高い薬を使ったほうが良い
皮膚科で治療してもらっている人もたくさんいるので、皮膚科を受診するのもいいでしょう。ただ、白ニキビは初期段階ですから、市販されている薬を使っても治せるはずです。
ニキビとパッケージの効用の部分に書いてあることがポイントです。
特に、白ニキビ用ということであれば、殺菌作用が入っているほうがいいでしょう。
クロルヘキシジングルコン酸塩液やイソプロピルメチルフェノールなどが入っていることを確認すると良いかもしれません。これらには、殺菌効果があるからです。
気になる薬があるならば、事前にホームページなどで確認しておくと良いかもしれません。
殺菌してアクネ菌を撃退することで早く治せます。
皮膚科でもらえる薬もいろいろある
自力で治そうと思う人が多いですが、初期段階であっても皮膚科を受診しても構いません。これ以上悪化させなくて済みますし、安全です。
皮膚科では、どんな薬が処方されるかと言うと、抗炎症剤と抗生物質です。
白ニキビとは言え、炎症していますから、抗炎症剤を使う必要があります。
意外だと思われるのは、抗生物質ではないでしょうか。
ニキビ菌を抑える効果があるので、初期の状態である白ニキビには効果があります。菌そのものに直接効果があるので、早めに効くかもしれません。
飲み薬を処方されるのはこのためです。
この他にも皮脂分泌抑制剤や局所用抗ニキビ製剤、ビタミン剤などが処方されることもあります。どれも白ニキビにはとても有効なので用法・用量を守って飲んでください。