ニキビとニキビ跡。
境界線が難しいと考える人もいます。
ニキビとニキビ跡では、スキンケア方法も異なります。
そこで今回は、ニキビとニキビ跡の違いについて調べてみました。
ニキビができやすい方や、今までにスキンケア方法に悩んだ方などは、是非一度チェックしてみてくださいね。
ニキビとニキビ跡の違いって?
皆さんは、ニキビとニキビ跡の違いについて考えたことはありますか?
ニキビは、毛穴が皮脂などで詰まり、細菌の侵入や老廃物の蓄積による化膿が見られる状態であると言われています。
ニキビの先が白っぽくなり、今にも膿が出そうなプニプニとした膨らみを感じるニキビ。
こではまさに、ニキビ跡ではなく、ニキビそのものだと言えるでしょう。
またこの化膿が更に悪化して、赤くなって腫れている状態のもの、それもニキビであると言えます。
痛みを感じやすくもなるので、化膿をしているニキビに関しては、自分でも『これかな?』と判断しやすいことでしょう。
次にニキビ跡についてですが、ニキビ内部の化膿や炎症が治まったにも関わらず、まだ皮膚が少し盛り上がっているような状態のものや、ニキビが潰れて皮膚がへこんだまま戻ってこないようなものを示します。
赤く残るものもあれば、黒くなって残るものもあります。
ニキビのスキンケア方法はこれ
ニキビのスキンケア方法は、まずは毛穴の詰まりを引き起こさないようにするために、メイクや洗顔方法を見直すことから始まります。
ニキビは隠そうとするのではなく、症状を軽減するためにも、ニキビができている時にはなるべく薄めのメイクを心がけるようにします。
そして洗顔は過度に肌を刺激することのないように、優しく丁寧に行なっていき、汚れを残さないことが大切です。
洗顔後はしっかりと保湿をして肌をやわらかくしておき、内部の汚れを出しやすい環境を作ってあげます。
ニキビのスキンケアは、
・洗顔
・保湿
・メイク
上記3つが大変重要になるわけです。
またニキビの炎症を悪化させないためにも、できてしまったニキビを潰さない。
これもとても大切なことになります。
ニキビを潰してしまうことで、ニキビ跡の発生にも繋がるので、炎症を起こした部分が痒いような場合でも掻きむしらず、なるべく触らないようにしていきましょう。
ニキビ跡のスキンケア方法はこれ
ニキビ跡のスキンケア方法としては、ニキビ発生時とは異なり、ピーリングなどが役立つと言われているようです。
ニキビ発生時にピーリングをしてしまうと、これが肌に刺激を与えてしまい、炎症を悪化させてしまうこともあります。
しかし、ニキビ跡の場合は、古い角質を剥がして新しく再生させてあげることで、ニキビ跡を軽減することができると考えられているようです。
また、ニキビ発生時同様に保湿をしっかりと行なうことにより、肌の代謝能力を高めてあげ、肌の再生を期待することも有効的であると考えられています。
その他、紫外線の影響を受けて黒くなってしまったニキビ跡には、メラニン色素の軽減に期待ができる美白化粧水などの使用も考えたいところです。
ニキビ跡といっても
・赤くなってしまった跡
・茶色や黒くなってしまった跡
・デコボコとした跡
上記のように種類があり、それぞれ対策は異なるものであると言われています。
この細かな内容については、次回以降のコラムで触れていきますので、ニキビ跡が気になる人は次回以降のコラムも是非参考にしてみてくださいね。
まずは炎症の有無で見分けてみよう
炎症を起こしているニキビは、白っぽくなるだけではなく、ふっくらと膨れていることが一般的です。
対して炎症が治まりをみせ、ニキビ跡として残ってしまったようなものは、どちらかといえばへこんだような印象を受けることでしょう。
肌が盛り上がりを見せる時もあるようですが、この場合はふっくらとした膨れ方ではなく、どちらかと言えば芯が残って硬くなってしまっているといったような印象を受けるかもしれません。
これが、ニキビとニキビ跡の違いだと言えるのではないでしょうか?
ニキビとニキビ跡で異なるスキンケア方法と言えば、ピーリングをするかどうかだと言えます。
炎症を起こしている状態のニキビにピーリングをしてしまったのでは、肌への刺激のレベルも大きくなってしまいます。
ちなみにピーリングは、皮膚科でも行なわれているんです。
皮膚科で行なう場合、ピーリング費用は保険適用となることもあるので、症状に合わせて皮膚科医師に相談をしながら行なわれてみても良いのではないでしょうか?
とくに『ニキビとニキビ跡の違いが、いまいちよくわからない』なんて人の場合は、市販されているピーリング剤にてセルフケアを行うのではなく、一度皮膚科の専門医師に相談をされることをおすすめします。
ニキビ跡は一度できると綺麗に消すことは難しいと言われているので、間違ったケアをしてニキビ跡を作ることのないように、十分注意していきましょう。