ニキビ跡が、茶色・黒・紫のどれかの色に、だんだん変色しているように感じる。
赤みを帯びたニキビ跡についても悩みを抱えるものですが、肌の色がどんどん暗く変色してしまうことほど、ストレスの材料となるものはありません。
前回は、赤みを帯びたニキビ跡についてご紹介しましたが、今回は『茶色・黒・紫のニキビ跡!原因とスキンケア方法』についてご紹介していきます。
ニキビができやすい人は、今回のコラムも必見です!
ニキビ跡がどんどん変色してきた・・・。
初期の段階では赤みを帯びがちなニキビ跡。
しかし、少しずつ『茶色・黒・紫』などに変色してくることがあります。
ニキビ跡がこのように変色をしてくると、なんだか違う病気なのかと心配になってしまう人もいることでしょう。
ちなみに『茶色・黒・紫』に変色をしてきたニキビ跡は、初期の段階を通り過ぎたニキビ跡だと言われています。
赤みを帯びたニキビ跡の時は、比較的健やかな肌状態に近づけることができたものの、変色をしてきたニキビ跡を軽減するのは、少しずつ難しくなってくると言われています。
その為、赤みを帯びた初期段階のニキビ跡の時に、ニキビ跡をそれ以上変色させることのないように、対策をとっていかなければいけません。
茶色・黒・紫に変色をする原因は?
茶色・黒・紫に変色をしてきたニキビ跡は、シミとなりつつあるニキビ跡だと言われています。
傷痕として残っていた部分に色素沈着が起こり、変色が始まってしまうのだそうです。
肌に色素沈着を起こす原因は、メイク残りや摩擦、紫外線だと言われています。
その中でも、ニキビ跡に色素沈着を引き起こすのは、紫外線が原因だと言われているようです。
紫外線を浴びることで、肌内部のメラニン色素が増え、シミとなって姿を現すのです。
ちなみにメラニン色素というものは、本来肌に必要なものであり、肌の保護に役立つものだと言われているのだそうです。
しかし、これが過度に増えてしまうと、シミの原因となってしまったりなど、今度は肌に悪影響を与えるようなると言われているようです。
メラニン色素が肌の内部に必要以上に増えるのは、肌が傷ついている時だと言われています。
過度に日焼けをした時はもちろんのこと、ニキビなどができて肌が傷ついた状態の時に、その部分にメラニン色素が増殖することになるわけです。
ニキビができていた部分には、メラニン色素が増殖しやすくなるため、ここに紫外線を浴びることで、ニキビ跡は徐々に変色をしてシミになる準備をしているのですね。
変色してしまったニキビ跡のスキンケア方法は?
変色してしまったニキビ跡のスキンケア方法は、ビタミンの摂取量を高め、肌のターンオーバーを促すことが良いとされているようです。
最近では、高濃度ビタミンの化粧水や美容液が販売されています。
シミや色素沈着が気になるようになれば、そのようなものを使用してスキンケアを行なう人が増えます。
変色するニキビ跡にも、保湿は欠かせない存在なので、しっかりと潤いをキープしていきましょう。
また、外部からの摂取量を増やすだけではなく、食事から取り入れることも欠かせません。
ちなみにビタミンCが多く含まれる野菜と言えば、パプリカが代表的!
パプリカは1/4個食べるだけで、1日のビタミンCを簡単に補充できると言われているようです。
ただし、パプリカに含まれるビタミンC量は、パプリカの色によっても異なるようで、1/4個で良いのはオレンジ色のパプリカだと言われています。
パプリカの中でも最も多くビタミンCを含むのは、赤いパプリカなのだそうです。
体内外のビタミン摂取にて、色素沈着を起こしてしまったニキビ跡の軽減を行なっていきましょう。
日中は紫外線対策を行なう
秋冬は夏よりも日差しが和らぐことで、紫外線対策を怠っていませんか?
紫外線は年中降り注いでいるものです。
季節問わずに、必ず紫外線対策を行なうようにしていきたいところ!
ちなみに色素沈着を起こしたニキビが気になるような人は、根本的な原因となる、紫外線の軽減を行なうことを考えていかなければいけません。
その為、紫外線対策は欠かせない存在なのです。
今の時期は、夏のようにしっかりとした紫外線対策を行なう必要はありませんが、デイリーで使用できるような乳液タイプの日焼け止めなどを簡単に塗布しておくだけでも、秋冬の紫外線対策としては◎です。
その他、日傘だって有効的!
毎日の日焼け止めによる肌トラブルが気になるような場合には、日傘や衣類を利用して紫外線対策を行なうのも良いですね。
大前提として、ニキビを潰さずにニキビ跡を作らないことが重要です。
しかし、潰さない努力をしていてもできてしまうニキビ跡は、仕方のない存在であると言えます。
あなたにあった紫外線対策で、ニキビが色素沈着を起こすことなく、ニキビができる前の肌状態に少しでも近づけられるように、ケアしていきましょう!