間違ったケアがボロボロ肌を作る！クレーターニキビを作ってしまう間違ったケア方法

ニキビが出来てしまった時、処置の方法を間違えると、跡が残ってしまう事になります。

治った後に、跡に悩まされたくないと考えるのであれば、段階に合わせた適切なケアが重要になってきます。

段階がある事を覚えておく

ニキビにはいくつかの段階があり、それぞれ最適なケアがある事を覚えておく事が大切です。
出来始めの皮膚が盛り上がった状態のものは、毛穴の中に詰まった皮脂や角質が角栓となった状態です。
この状態の時は、毛穴の中の角栓を、アクネプッシャーで押し出す面皰圧出を行う事で、早く治す事が出来ます。

赤く炎症を起こしている場合、毛穴の中でアクネ菌等の細菌が繁殖している状態の為、殺菌作用と抗炎症作用がある薬を使う事が有効です。
そして黄色くなってきている場合、毛穴の中に膿が繁殖している状態です。

この状態の時にケアを間違えると、クレーター状の跡が出来てしまう事になります。

膿は触らないこと！

自宅でも出来る対策膿が気持ち悪いと感じると、角栓のように、押し出して取り除きたいと考える人がいますが、この対策がクレーター状の跡の原因となります。
ですから、膿になっている場合は、触らない事が重要になってきます。

そして可能であれば、まずは皮膚科に行く事がお勧めです。
それにより、跡が出来にくい状態で治療をしていく事が出来ます。

クレーター状の跡ができてしまった場合、綺麗に消す事は難しい状態となってしまいます。

自宅でも出来る対策

毛穴の中に膿が出来ている状態の場合、まず皮膚科に行く事を考えておく事が大切ですが、自宅で出来る対策もあります。
しておきたいのが、新陳代謝を活発にする事です。

新陳代謝を活発にしたいと考えたら、ビタミンCを積極的に摂取する事が有効です。
食事やサプリメントでビタミンCを摂取する事も有効ですが、ニキビの場合、肌の直接ビタミンCを浸透させていく方が、より高い効果を期待する事が出来ます。
ですから、よく泡立てた洗顔石鹸で優しく洗う洗顔をした後に、ビタミンC誘導体が配合された化粧水を肌に浸透させていく事がお勧めです。

そして、肌の新陳代謝を高める為には、質の良い睡眠も重要になってきます。
睡眠不足等が続いている状態の場合、新しい肌細胞が生み出されず、新陳代謝が滞る事になります。

ビタミンCの摂取や、正しい睡眠を意識するという事は、膿が発生した状態だけでなく、初期の段階から炎症を起こした段階まで、様々な段階のニキビに対して有効です。
新陳代謝を意識する事で、早くニキビを治すと同時に、予防にも繋がっていきます。