出来てしまったニキビを少しでも早く何とかしたいと思ったら、スキンケアなどで様子を見るだけでなく必要に応じて薬を使うことも大切です。
市販されているものは塗り薬が殆どですから、そちらを利用しようと考えることも多いのではないでしょうか。
自分の顔や体に出来ているニキビの状態を見極めて、効果があるものを使っていくようにしましょう。
主に市販薬と処方薬の違いですが、これは抗生物質が入っているかどうかと言う点がまず挙げられます。
菌そのものの増殖を抑えて、炎症に対して効果もあります。
一般的な市販薬
一般的に市販薬に関してはクリームや軟膏が多くなります。
状態も軽度の白色から使えるものもあれば、炎症が進んだ赤の状態で使っていくものもあります。
塗り方もいろいろですが、使うものによってはベタツキを感じたり肌が乾燥しやすくなってしまうものもありますので、基本的には塗り過ぎないように気をつけながら薄めに塗り広げていきましょう。
炎症を抑えたりするなどの効果が主になります。
病院で処方してもらえる薬
病院で処方してもらえる塗り薬ですが、抗生物質が入っているものの場合はニキビを発生させるアクネ菌などの増殖を抑えて行くのに使い、赤みも改善していきます。
即効性があるのも利用する側としては嬉しいのですが、あくまで炎症を抑えるのが目的になりますから、根本的な治療にはなりません。
抗炎症剤が入っているものもありますが、それ以外にも皮脂分泌抑制剤に分類されるものもあります。
ホルモンバランスの乱れによって皮脂の分泌が盛んになる場合もあるので、その時に使われるタイプとなります。
ニキビには早めのケアを
ニキビが出来てしまったら早めのケアが必要です。
市販の塗り薬も自分の状態を確認して利用することで効果も出やすくなります。
長期で使うのではなくて、1~2週間ほど利用をしてみて改善が見られないようであれば、病院にいって医師に診てもらうといいでしょう。
そして処方箋をもらって塗り薬があればそれも指示通りに使っていきます。
また、使う時には効果を最大限に出すためには洗顔や風呂上りの清潔な肌に塗布していきましょう。
手に入りやすい塗り薬は最初のセルフケアとしてはとても便利で心強い存在です。
ただし対処療法になるものが殆どなので、繰り返すようなニキビが多いのであれば診察をしてもらって、根本的な原因を突き止めて改善していくようにしましょう。
ニキビ肌の改善のために、市販薬や処方箋など療法を上手く活用して綺麗な肌を取り戻しましょう。