ニキビ跡が色素沈着するのはどうして？跡になる前に気をつけたいケア方法

ニキビとは、毛穴が皮脂や乾いた角質などが詰まることによっておこる皮膚の炎症性疾患になります。
膿などがたまって痛みやかゆみが出る症状が現れたり、酷い場合には毛穴が破けて炎症が広がり跡として残ってしまいコンプレックスなってしまうケースもあります。

ニキビ跡の原因について

このニキビ跡は色素沈着によるものです。
紫色になるものと茶色くなるタイプに分けられ、紫色になるのは炎症によるダメージが皮膚の中で起こるためです。
内部の細胞や血管にダメージを受けることで毛細血管が破れて血が出てしまい、内出血を起こします。
皮膚自体も薄くなっているため、出血の跡が目立つようになるのです。
茶色になるのは紫色の跡の後になりやすく、紫が斑点に変わってしまい老化現象のひとつであるシミとなっていまいます。
これは紫色の後に紫外線などによってメラニン色素が沈着することによって起こります。
メラニン色素は本来外からの紫外線などから皮膚を守る働きをする物ですが、炎症がおこって弱った肌を守るためにメラニン色素が発生して肌を守ろうとするためにニキビ跡にできてしまいます。

跡になる前に気をつけたい肌のケア

このような跡になってしまう前に大切なのが、肌へのケアになります。
色素沈着したニキビ跡を治すためには、肌のターンオーバーを整えてメラニン色素を排出するようにする、ピーリングでターンオーバーを早める、悪化させないために紫外線対策を行なう、茶色シミとなってしまったものには病院でピーリングやレーザー治療によって治療することもおすすめです。

ニキビ跡は自宅でもケアすることができますが、何よりもニキビを作らないことが大切です。

肌荒れになってしまうとニキビもできやすくなってしまうため、肌の調子を整えていくことが一番のケアになります。

肌荒れの原因はさまざまなものがありますが、食生活乱れやストレス、ホルモンバランスの乱れなどが上げられます。
また、高温のシャワーを直接肌に当ててしまうことも肌には大きな刺激となってしまったり、洗顔前に手を洗わなければ雑菌を顔につけてしまうことになります。
また、洗顔料や石鹸の洗い残しも肌荒れやニキビなどの肌トラブルのもととなってしまうため注意が必要です。

まとめ

このような点に注意し、肌の調子を整えたりターンオーバーを促すバランスの良い食生活を整え、睡眠をきちんと取り、ストレスをきちんと発散させて、身の回りを清潔にすることなどがニキビを防いで肌を美しくすることができる方法になります。