ニキビ用化粧品は必ずニキビの炎症を抑制できるわけではない！

ニキビができはじめると、早く綺麗な肌に戻したいと思う一心で、ニキビ用化粧品を使用したり過度に洗顔を行なうようになります。
しかし、これらの相乗効果により、更にニキビの炎症を悪化させてしまう場合もあるそうです。

今回は、ニキビ用化粧品は必ずニキビの炎症を抑制できるわけではない理由について、ご紹介していきます。

ニキビ用化粧品を使用してない？

あなたはニキビが悪化していることで、ニキビ用化粧品を使用していませんか？
ニキビ用化粧品を使用するのは、10代などの思春期ニキビにのみ有効なもので、大人ニキビの解消には繋がりません。

そもそもニキビ用化粧品には、殺菌・消毒効果が期待できるように、これらに関係する成分が含まれています。
この成分が肌に刺激を与え、皮脂の過剰分泌を引き起こすこともあります。

また、肌表面にいる常在菌まで殺菌してしまうことで、分泌された皮脂は肌の表面に留まることになり、肌に有害な雑菌の繁殖を促すことになります。

必ずしもニキビ用化粧品が肌を綺麗にしてくれ、ニキビを解消してくれるとは言いきれないのです。

化粧品に対する考え方は人それぞれ

化粧品やスキンケアに関する考え方は、はっきり言って人それぞれです。
使用した方が肌の調子が良くなるという人もいれば、使用しない方が肌の調子が良くなると話す人もいます。

しかし、何も使用しなくても綺麗になれるのであれば、節約という面でも嬉しいことですよね。

そもそも、化粧品を使用したことで肌の突っ張りがひどくなり、何もしない方が良かったと後悔することもあります。
また、数日しか使用していないのに肌に合わないと感じることがあれば、その商品はゴミ箱いきとなるのですから大変もったいない話しです。

20代を過ぎたら肌に優しい商品を使用しましょう

ネットなどを見ていると、化粧品を使用しないことで肌が綺麗になったという、口コミが多数寄せられています。
しかし、実際に化粧品を一切使用しないとなれば、不安や抵抗を感じてしまう人も出てくることでしょう。

今までずっと化粧品を使用していたのに、いきなり今までの常識を覆すことになるのですから、不安になって当然のことです。

そこで、なるべく20代を超えたら肌に優しく、低刺激で殺菌力の弱いものを使用すると良いです。
今いる常在菌を少しでも肌に滞留させて、激減させてしまうことがないように、化粧品選びにもできるかぎり最善の注意を払っていきましょう。