市販のオロナインでニキビが治るって本当？

最近巷ではオロナインでニキビが治ると評判です。
その上、一日で治るというツワモノまでいらっしゃるようで、どのように使ったら良いかとかどんな注意点があるかなどが気になります。

しかし、５０年以上も愛されていてどこの家庭にもあるお薬で治るのでしたら願ったり叶ったりだと思います。

オロナインの成分は何が入っているのか

オロナインの裏の表示には効能として「ニキビ、吹き出物、やけど、ひび、しもやけ、水虫、たむし」などが書かれています。
ここからもわかるように殺菌や消毒といった効果があることや、炎症にも効果的です。
まず殺菌消毒に有効な成分としては手指の消毒や手術の皮膚・医療器具の消毒にも使用されるクロルヘキシジングルコン酸塩液が入っています。

ニキビに関しても肌トラブルが起きた上にアクネ菌が繁殖することで起こるため、クロルヘキシジングルコン酸塩液が配合されているので効果的なのがよくわかります。
また、この成分は炎症や傷にも効果を発揮します。

ほかにも添加物としてワセリンやミツロウ、オリブ油などが入っていますが、これらはお肌を保護したり皮脂の代わりに働いてくれるので乾燥や外部の刺激にも良い成分です。

ニキビの原因について

まず原因としては角化の異常があげられます。
これは乾燥や紫外線の刺激、ストレスや不眠で起こることもありますし、食生活でも起こります。

ですからこういった原因の場合は洗顔の際は刺激を与えないように汚れだけを落とすよう心がけ、保湿やUVをしっかりとした上で生活習慣・食生活を見直す必要があります。
そうすることで外部からの刺激を受けにくい肌にし、細菌の繁殖も抑えることが出来ます。

また思春期の場合はホルモンの影響を受けることは仕方がないので出来るだけ清潔にしたりスキンケアをして刺激を与えないように過ごしましょう。

ニキビの場合の効果的な使用方法について

オロナインをニキビに使用する際のポイントとしては、赤く炎症を起こしているものに塗ることで効果を発揮しますので、ほかのタイプのものに塗ると逆に毛穴をふさいで炎症を起こす場合もあるようです。
使い方は、洗顔後化粧水などでお肌を整えた後に綺麗な指や綿棒を使い炎症が起きている上に塗ります。

炎症が酷い場合や寝るときに枕でこすれる恐れがある場合はそのうえから絆創膏を貼るというのも効果的です。
たったこれだけで一日で治ったという人もいるくらいですし高いお薬を買う必要もなくお勧めです。