ニキビの基礎情報

化粧水に含まれる防腐剤。常在菌が肌表面に生息できない環境を作る!

化粧水に含まれる防腐剤。常在菌が肌表面に生息できない環境を作る!

厳選!おすすめニキビケア

化粧水には、必ず防腐剤と呼ばれるものが含まれています。
この防腐剤にはさまざまな種類のものがあり、無添加化粧水であっても必ず含まれているものです。

防腐剤は、肌表面にいる常在菌が生息しにくい環境を作ります。
肌のバランスを整え良好な状態に整えるには、この防腐剤は邪魔な存在なのです。

化粧水には必ず防腐剤が含まれる!

一般的な化粧水には、必ず多かれ少なかれ防腐剤が含まれています。
防腐剤が含まれることで、化粧水が腐ることなく長持ちさせることができるのです。

市販されている化粧水を使用している場合は、無添加のものであっても、概ね使用期限は三年程度だと言われています。
三年間も腐ることなく維持できるのは、防腐剤なしにはできないことなのです。

防腐剤により常在菌が生息できない

防腐剤のほとんどは、化学物質です。
ちなみに国内の防腐剤による法律は、海外よりも少し緩め(使用できる範囲が広い)と言われています。

無添加の化粧水を使用しているから大丈夫だと考えている人でも、必ず防腐剤ないし防腐剤の変わりのものは含まれていることになります。

どうやら、この防腐剤は常在菌の生息を阻み、常在菌を死滅させてしまうこともあるようです。
更に防腐剤は肌への刺激が強く、肌を傷つけてしまうものもあると言われています。

常在菌は肌を守るために欠かせない存在で、肌内部の不要なものを食べて分解してくれる細菌です。
この菌がいるからこそ肌を綺麗に保つことができるのに、生息ができない環境を頻繁に作ってしまうのでは、ニキビや発疹ができやすくなっても仕方がないことなのです。

手作り化粧水が人気

最近では化学物質の肌への影響に注目されるようになり、手作り化粧水が人気な様子。
手作り化粧水は、化粧水に入っている成分を把握することができるので、安心して使用できます。

一方で、化粧水を入れる容器を毎回煮沸消毒するなどして、雑菌を繁殖させないようにしなければいけないことや、防腐剤が含まれていないことにより、腐りやすいなどデメリットはあります。

しかし、普段から肌が弱く敏感で、少しのことでもニキビなどを繰り返してしまう人なのであれば、手作り化粧水を使用することにより、病院へ通院する回数は減らせるかもしれません。

ちなみに、手作り化粧水はもともとアトピー肌で市販の化粧水が使用できない人に向けて、皮膚科の医師が推奨した化粧水レシピだと言われています。
作るのが面倒だと感じるかもしれませんが、常在菌を育て肌をいたわるには、努力も欠かせないのですね。

関連記事を読む