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クレーター肌から脱出!ニキビ跡を効率よく消す方法を教えます

クレーター肌から脱出!ニキビ跡を効率よく消す方法を教えます

厳選!おすすめニキビケア

ニキビがやっと治ったと思ったのに、跡が残ってそれもまた悩みになってしまうことがあります。跡が残らないようにニキビケアをすることも大切ですが、できてしまったニキビ跡を消す方法も知っておきましょう。

ニキビ跡の消す方法

ニキビ跡を治療するには肌のバリア機能やケア能力自体を正常化させることが必要です。
これは根本的な改善を行なうことでニキビの再発を抑えることも可能です。
自宅でのケアも良いですが、悪化させないためにも皮膚科で治療を受け、医師から適切なアドバイスを受けることも大切なことです。

ニキビ跡には種類があります。
ニキビ跡に残ったシミのケア、凹凸のあるニキビ跡のケアなどです。それぞれの症状により対処法が異なるため、症状に適した治療法やケア方法で改善を試みます。

ニキビ跡に残ったシミを消す方法

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メラニン色素は外部刺激から肌を守るために分泌されます。炎症が発生するとメラニン色素は増加してしまい、肌のターンオーバーが正常に活発に行なわれていれば徐々に排出されて消えていくため、肌のターンオーバーを正常化させることが必要です。

炎症性色素沈着を消す方法は、ハイドロキノンの成分を含む軟膏を使用します。
ハイドロキノンはメラニン色素の成分を阻害することができるため、メラニン生成を防ぐことができます。

肌のターンオーバーを正常にするため、肌のバリア機能を回復させるためには、角質層の水分量を保つことで、徹底して保湿を行います。さらに角質層の乾燥を招く男性ホルモン量を低下させることも効果的ですが、この場合はホルモン治療が必要になります。

凹凸のあるクレーター状のニキビ跡を消す方法

膿んだり、腫れたりしたニキビは治った後に大きく陥没することがあります。皮膚が完全に陥没してしまうと自然治癒では難しくなり、早めの根本治療が必要になります。

一般的な方法はレーザー治療です。
凹凸の出ている部分に微小な傷をつけて、傷口が治癒する際に皮膚が再生する働きを利用して陥没した部分を繋げる方法です。
一時的にでも肌を傷つけるため炎症がある場合や肌が弱い場合には注意が必要です。

ピーリングで消す方法もあります。
ピーリングは酸性の薬剤で角質層を溶かして新しい皮膚を産生する方法です。
一時的にバリア機能を壊してしまうため、この方法も注意が必要です。

レーザー治療やピーリングは即効性はありますが、リスクも考える必要があります。
時間はかかりますが、肌バリアを回復させて自然治癒の速度を速めることは安全で確実な方法と言えます。

肌バリア機能は角質層に含まれているセラミド、天然保湿因子がラメラ構造で肌内部を保護する機能で、徹底した保湿ケアし、乾燥を招く男性ホルモンの過剰分泌を抑えることがバリア機能を回復させる近道です。バリア機能が回復すると肌のターンオーバーが正常化し、自然に肌トラブルは改善されます。

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