大人ニキビとターンオーバーの関係性｜不規則な生活はNG！保湿重視の肌ケアを

大人ニキビの原因として多いのは、ターンオーバーの乱れです。
ターンオーバーが通常より早くなると、お肌の保水力が低下してしまうのです。
水分をしっかりと蓄えることができない肌は、乾燥してニキビを招いてしまうわけです。
ニキビと聞くと過剰な皮脂が原因だと思われるかもしれませんが、実際には保水力の低下による乾燥が大きいのです。
乾燥肌の状態が続くと、お肌は皮脂を過剰に分泌させたり、皮膚を硬くしたりします。
いずれにしても、大人ニキビが発生しているお肌は正常とは言えないのです。

ターンオーバーとニキビの関係

ターンオーバーの周期は通常28日ですが、不規則な生活が続くと乱れてしまいます。
実際、大人ニキビに悩まされている方は、生活が乱れている可能性が高いのです。
ヘビースモーカーで過度の飲酒をする、暴飲暴食をして運動はしない、寝不足でストレスが溜まっている、冷え症が慢性化していて血行不良を招いている、などなど。
肌ケアを行うことももちろん大切ですが、それ以前に生活を整えていくことが先決となります。
身体に不調を感じるときは、必ず何か原因があると考えていいでしょう。
その原因を突き止めて解消していく必要があります。
規則正しい生活を続けるだけでも、大人ニキビの予防効果があるのです。

間違った洗顔の仕方も原因に

間違った洗顔の仕方も、大人ニキビを招きます。
大切なのは皮脂を完全に除去した上で、しっかりと保湿することです。
洗顔するときは毛穴の内部の汚れまで落とす必要があるので、洗顔料だけでは不十分な方もいるでしょう。
クレンジングはお肌にやや刺激を与えますが、短時間で汚れを除去できるのが魅力です。
石鹸で長時間洗うよりも、クレンジングで大まかに汚れを落としてから石鹸を使用したほうが、より効果的に汚れを落とせます。

洗顔後の保湿も大切

洗顔後には保湿をする必要がありますが、これは紫外線からお肌を守るためです。
紫外線もターンオーバーを乱れさせる原因となるので、極力浴びないように工夫しましょう。
日焼け止めクリームを使用して紫外線をカットしてください。
クリームを塗布すると肌呼吸を妨げると考える方もいるはずですが、紫外線をまともに受けるよりはいいです。
クリームは洗顔をするときにクレンジングでしっかりと落とせば問題ありません。
入浴時は洗顔もするはずなので、お風呂からあがったら入念にお肌を保湿してください。
お風呂から上がって、1時間後くらいに眠るのがお肌のためにもよいと言われています。
就寝する時刻は、夜の10時ちょっと前がよいです。
夜ふかしをすると、ターンオーバーを狂わせてしまうからです。