冬に吹き出物ができる原因を知ることで、予防法の対策を立てやすくなります。
紫外線も弱くなってくるはずの冬は、お肌の調子も落ち着くような印象ですが、実はそうでもありません。
気温が下がって寒くなり、空気も乾燥してくるのもお肌に影響をしています。
冬に吹き出物ができる原因とは
穏やかな日差しが心地よい冬の昼間は、外に出ると空気は冷たいものの、太陽の光は気持ちが良いものです。
しかし冬の時期は空気がとても乾燥していますから、それが吹き出物の原因になっています。
肌が乾燥することで、潤いを保持している角質層の水分が少なくなります。
角質層が満たされていない状態は、皮膚のバリア機能の低下にもなります。
肌の表面に水分を与えたつもりでも、肝心の角質層の内側は乾いた状態で、インナードライになっている可能性があります。
柔軟性を失った皮膚は角化が起こりますから、吹き出物は出来やすくなります。
冬の吹き出物の予防法
寒い時期にはお肌の乾燥もヒートアップしますから、日頃から角質層の水分をたっぷりと保持することです。
約20%ほどの水分量が、人間のお肌の角質層には含まれています。
皮膚のバリア機能低下が始まるのは、この10%の数字を下回ったあたりからです。
冬場は毎日のように、徹底して保湿のお手入れをしましょう。
保湿のスキンケアをすることが、冬場はなによりも予防になります。
スキンケアに関しての保湿は、1日に3回から4回はするといいです。
持ち歩きできるローションのスプレーや、乳液などを身近に置いておくといいです。
カバンの中や、デスクの引き出しなど、乾燥を感じあたら潤いを与えましょう。
皮膚の皮脂が多いことで、何回も顔を洗うのは逆効果ですから、優しい洗顔を朝と夜にするのみで大丈夫です。
冷え性対策も予防法のひとつ
女子にはとても多い冷え性ですが、体の冷えが吹き出物を悪化させることがあります。
冷え性は血行が良くない状態ですから、体内には老廃物がとどまりやすくなります。
そういった毒素が皮膚に、マイナスの形で現れやすくなります。
冷え性は体内のホルモンバランスをもだすので、男性ホルモンが優位になります。
男性ホルモンが活発になることで、肌のコンディションは乱れやすくなります。
冷え性は解消して、冷えない体を目指しましょう。
冬はシャワーで済まさないで、浴槽に浸かる習慣をつけて、身体の芯からポカポカに温めるといいです。
しょうがなどを、ホットドリンクで飲むのもいいでしょう。