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治療のはずがボコボコ肌に・・違法なニキビ治療に要注意

治療のはずがボコボコ肌に・・違法なニキビ治療に要注意

厳選!おすすめニキビケア

このブログでは、さまざまな記事内で「ニキビケアを行っているにも関わらず長期間ニキビが直らなかったり、症状が悪化した場合は、専門医を受診すべき」とお伝えしてきました。

ネット上に存在する違法な治療団体

では、いざ皆さんがニキビ治療の専門医を探そうとする場合、まずどういった手段を使うでしょうか?

おそらく多くの方はまずインターネットで検索してみようと思われるでしょう。

ネットで「ニキビ 治療」などと検索すると、数えきれないほどの医療機関の情報が出てきますし、動画サイトでは器具を使ったニキビの施術の様子を流している人もいます。

こういった機関の多くはちゃんと医師免許を持った医療機関なのですが、中には医師免許を持たずに専門治療を行っている団体も存在します。

高額を支払ったにもかかわらず・・・

実際、2011年には医師免許を持たずにニキビ治療を行ったとして、大阪のニキビ治療専門団体の代表者と従業員が書類送検されるという事件も発生しています。

この団体で施術を受けた患者さんの中には、数十万円を支払ったにもかかわらず、肌がきれいになるどころか、以前より肌がデコボコになってしまったり、多数のニキビあとやシミが残ってしまった方がいるそうです。

ニキビ治療にも医師免許が必要

ここで改めて認識して頂きたいのは、「専門的なニキビ治療は基本的に医療行為にあたる」という点です。

確かに医療行為の定義にはグレーゾーンがあることも事実で、その曖昧さゆえに医師免許を持たないものがニキビ治療の施術を行っている実態も少なからずあるようですが、レーザー脱毛が医療行為に当たるのと同様に、ニキビを器具を使ってつぶしたり、患部を切開したりする行為は明らかに医療行為であり、医師免許を持つ者でないとできない施術になります。

したがって、医師免許を持たない者がそういった施術を行った場合は違法行為となります。

まとめ

法的で少し難しいお話に感じたかもしれませんが、要は、簡単なニキビ治療であっても「治療」という以上は医師免許をもつちゃんとした医療機関を受診した方がよいのでは、ということです。

もちろん、医師免許を持った人が全員100%名医である訳ではありません。
が、免許を持たない人間が施術するより、明らかに「ハズレ」は少ないことでしょう。

あなたの大切なお顔に無駄に傷をつけられないよう、専門医を受診するにあたっては、受診先の機関についてしっかりと調べてから通院することをオススメします。

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