ニキビは思春期の頃だけでなく大人になっても繰り返し出来てしまう人が少なくありません。
ニキビと言うと過剰な皮脂が原因でできてしまうものと言うイメージを持つ人が多く、皮脂を取り除くためにしっかりと洗顔石鹸で何度も洗うことが効果的だと思い込んで必要以上に洗顔することでかえって悪化している人もいます。
脱脂力の強い洗顔石鹸を使用して清潔に保つことと言うのはニキビケアとしては間違っていないように感じられますが、洗顔が重要なケアで患部を清潔に保つことが大切だということは確かです。
けれども、実は過剰な皮脂だけではなく、肌の乾燥もニキビの原因になっています。
特に大人になってからできるニキビは特に脂性ではないという人や、皮脂の分泌がそれ程多くないような場所にも出来てしまうのが特徴です。
刺激の少ない洗顔料を使おう
肌の乾燥によって肌の生まれ変わりのサイクル、いわゆる肌のターンオーバーが乱れて角質が肌の表面に残って毛穴をふさぐことでもにきびはできてしまうのです。
こうした条件によって肌の乾燥がもたらすにきびは無理に洗顔をしすぎることでさらに悪化してしまう可能性があります。
洗顔に際しては刺激の少ない洗顔料を使用して水を含ませながら十分に泡立てて、その泡を肌の上に転がすようにして優しく洗うことが大切です。
気になる部分を綺麗にするためにごしごしこするのではなく、あくまでもソフトに優しく洗うことが必要です。
洗顔後の保湿が重要
さらに洗顔後の保湿が何よりも重要になります。
洗顔後の肌にまず最初に使用するアイテムが化粧水ですが、化粧水の種類を選び間違えると、やはり肌を乾燥させることになります。
にきび用の化粧水として市販されているものは、皮脂の分泌を抑えるためのものが多く、どちらかと言えば肌をさっぱりとさせるものです。
肌が乾燥することが原因で出来てしまう大人にきびの場合、まずは保湿を目的として化粧水を選ぶようにします。
乾燥しがちな肌にたっぷりと水分を補給するために、ヒアルロン酸などの保湿効果の高い成分の配合された化粧水を選び、肌にたっぷりと潤いを届けるようにします。
化粧水のつけ方も重要
そして化粧水のつけ方も重要です。
コットンにとって肌をたたくようにしてつける方法がありますが、ニキビの出来ている状態の肌には刺激が強すぎる場合があります。
保湿効果の高い化粧水を手のひらにとって肌につけてから、手のひらを使って肌の奥に潤いを閉じ込めるような気持ちで上から押さえるようにしてつけるのがおすすめです。