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ニキビ治療に使用する薬とは?

ニキビ治療に使用する薬とは?

厳選!おすすめニキビケア

みなさんは、ニキビができたらどのように治療していますか?
ニキビは潰せば治るとは思っていませんよね。市販薬やニキビ用化粧品を使っている方が多いと思いますが、その成分はご自分のニキビにあっていますか?今回の記事を参考に見直してみてください。

ドラッグストアなどで販売されている市販薬とは?

市販されている薬は主に抗炎症作用、殺菌作用のある塗り薬です。グリチルリチン酸(抗炎症)レゾルシン(殺菌)等が使われています。刺激が強いので肌が弱い人には効きすぎて乾燥してしまうことがあります。

AHA配合化粧品

また、AHAを含む塗り薬と化粧品がピーリング剤の一種で石鹸や拭き取り化粧水の形で販売されています。
使用方法を守っていればトラブルは起きませんが、乾燥しやすく、新しい肌まではがしてしまうことがありますので、注意が必要です。AHAは肌が弱い人には刺激が強いので、パッチテストを行ってから使用しましょう。

病院での処方薬とは?

病院での処方薬は様々ありますが、一番多いのは抗生物質を含む塗り薬です。クリーム、ジェル、ローションがあり、飲む抗生物質のような副作用はありません。飲み薬より効き目は弱いという弱点があります。

イオウ配合薬

また、イオウを含む塗り薬があります。これは、殺菌や角質溶解作用、皮脂を抑える作用があります。10代のニキビやTゾーンのニキビに効きます。口周辺のニキビには逆効果になることがあります。

アダパレン

他にもアダパレンという成分が使われている、皮脂の詰まりを予防する角化を調整する塗り薬があります。

内服薬・ビタミン剤

塗り薬と一緒に内服薬が処方されることもあります。一番多いのがビタミン剤です。主にビタミンB2、B6が処方されます。皮脂分泌コントロールなどの作用がありますが、効果は弱めです。効果が感じられないのにだらだらと服用するのはやめましょう。

抗生物質

少し重症のニキビには抗生物質が、アクネ菌を殺菌する目的で処方されます。長く飲み続けると下痢や便秘、めまい、カンジダ膣炎、肝機能障害などの副作用が出ることがあります。

ホルモン剤

まれに、ホルモン剤が処方されます。これは、ほかの治療法がない重症のニキビに用いられます。ホルモンバランスが原因のニキビにはピルが処方されることもあります。

まとめ

市販の治療薬では効果がない。市販薬が少しヒリヒリするけど面倒だから市販薬でいいや、という方は今すぐ使用をやめて病院へいきましょう。病院の方が治療薬の選択肢も多くありますし、効き目も早くでます。

ニキビで内服薬まで飲むのには抵抗がある方は、漢方薬の治療もあります。漢方薬の効果はゆるやかですが、2週間から1カ月程度で効果が実感できます。

この機会に通院することも検討してみてください。

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