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デメリットもあり!?ニキビ跡のレーザー治療について

デメリットもあり!?ニキビ跡のレーザー治療について

厳選!おすすめニキビケア

ニキビ跡には、レーザー治療が効果的だと言われています。
ニキビ跡の中でもクレーターは、再生が不可能であると言われていますが、レーザー治療により症状の軽減に期待がもてます。

しかしながら、レーザー治療にはデメリットもあるようです。

今回は、ニキビ跡の軽減を目的としたレーザー治療のデメリットについてご紹介していきます。

治療にかかる費用が高額である

レーザー治療にかかる費用は、数十万円や数百万円にも及ぶと前回のコラムでもご紹介しました。
レーザー治療は、全てが実費になります。

しかも、その費用は医療機関によって異なるものなので、全く同じ治療を受けたとしても高額な請求をかけられるケースもあれば、この逆のケースもあるということになります。

ちなみにレーザー治療で期待をするのは、肌本来がもつコラーゲンの生成力を促すことだそうです。
ニキビができたことにより傷ついた状態の肌は、コラーゲンの生成能力を失っていると言われています。

そこでレーザーによりコラーゲン生成能力を蘇らせてあげ、肌のターンオーバーを促すというのが目的なのだそうです。
そのため、治療をしたからといって、完全にニキビ跡が消えるというものではないため、レーザー治療に関しては受けない人も多いと言われています。

完全にニキビ跡が治るわけではないのに数十万円もかけるわけですから、この治療法に魅力を感じない人が現れてもおかしくはないことだと言えるでしょう。

治療期間が長期に及ぶケースもある

ニキビ跡の軽減を目的としたレーザー治療は、1ヶ月に1回のペースで通うのが一般的だと言われています。
利用するレーザーの種類によっても異なりますが、順調に進めば5回程度で治療を完了できるケースもあるようです。

しかし、利用するレーザーによっては、1年や2年といった長期に渡り治療を行わなければいけないケースもあるようです。
またニキビ跡が広範囲に及び、更に一つ一つが肌の深層部にまで達してしまっているような場合には、治療にかかる期間も長くなることでしょう。

治療にかかる期間が長くなれば、通院をする回数も増え、ストレスを感じる人も出てくるかもしれません。
更に通院回数が増えると、治療にかかる費用もどんどん追加されることになるので、治療の度にお財布事情ばかりが気になり、なんだか暗い気持ちになってしまうといった人も出てくるのではないでしょうか?

ニキビ跡が完全に消えるわけではない

レーザー治療の最大のデメリットとも感じるのが、高額な費用を必要とするにも関わらず、ニキビ跡が完全に消えるわけではないということです。
レーザー治療を行ったとしても、20%程度しか肌は蘇りを見せないと言われているようです。

現状よりはニキビ跡が軽減されたと感じ、満足を得る人もいるかもしれませんが、高い治療費を支払ったにも関わらず、あまり軽減されなかったと不満を感じる人もいることでしょう。

高額な請求をかけられる治療なだけに、高い効果を期待して挑むというような人には、あまりおすすめできない治療法です。
逆に、つるつるとまではいかずとも、今よりほんの少しデコボコを軽減できれば良いと考える人には、おすすめの治療法であると言えます。

また、この治療法は徐々に効果を期待するものであり、治療期間中に通院が面倒になって途中でやめってしまったなんてことにでもなれば、ニキビ跡が軽減される度合いも低くなります。

その他、先程もご紹介しました通り、この治療法はあくまで肌の再生能力を高めるといった治療法ですから、普段のスキンケアを怠ってしまうような人の場合は、効果の実感度合いも半減してしまうであろうと考えることができます。

一部治療を受けられない人もいる

レーザー治療は、光線過敏症の方が望んでも、実施してもらえないケースはります。
光線過敏症は、強い光に反応して肌トラブルを引き起こすもので、最悪の場合はニキビ跡
が軽減されないどころか、過度な火傷痕をつくってしまうこともあります。

また、クレーター以外の肌トラブルを抱える人や、レーザー治療を実施したことにより炎症を引き起こしてしまったような人の場合は、レーザー治療を断わられてしまうケースもあるのだそうです。

ちなみにレーザー治療を受ける場合は、副作用が出ることなどを記載した同意書へ、サインを求められます。
同意書にサインをして治療に進むわけですから、肌トラブルを生じたとしても、何も文句を言えないようになります。

レーザー治療は、あくまで自己の責任のもとで行う治療法なのです。

医療機関で行なうので安心だと考える人もいるかもしれませんが、医療機関で行なうから必ずしもトラブルなく治療を終えることができるというものではありません。
最悪の場合は別の痕を作るケースもあるので、この辺りも十分に頭に入れた上で、治療に進むようにしていきましょう。

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