何をやっても治らない！ひどいニキビを治すにはどうしたらいい？

大人ニキビに悩んでいる人は意外と多いようです。
最近ではセルフケアグッズも非常に充実していますので、症状とケア方法が上手くマッチすれば大きな効果を上げることができます。

しかし中には色々なケア方法を試しているのにも関わらず治らないケースもあり、手を加えることでかえって悪化してしまうこともあります。そのような場合は大切な肌を守るためにも専門家の力を借りることが必要であり、治療方法も色々と用意されています。

セルフケアでは洗顔を重視して

セルフケアを行う時には正しい洗顔方法をマスターしなければなりません。
洗顔はお肌の多くの悩みを解決するものであり、綺麗な状態を保つことで良いコンディションを維持しやすくなります。

メイクをした日はメイク用品が毛穴に残らないように気をつけなければなりませんので、必ずクレンジングを行います。その後洗顔剤で洗うのですが、洗顔剤はそのままつけるのではなく、よく泡立ててから使用することが大切です。

細かな泡は汚れや皮脂を自然に吸着してくれますので、力を入れなくてもクリーンな状態になります。毛穴が綺麗になると雑菌の繁殖が防げますので、新たなニキビの予防にもなります。

ひどいニキビを治すには

セルフケアを続けているのに良くならない時にはケア方法が合っていない可能性もありますし、自分では対処できない段階まできている可能性もあります。

後者なら、できるだけ早急に専門医を受診しなければなりません。
治療に使用されるのは外用薬が主であり、アクネ菌等の繁殖を防ぐために抗生物質が用いられることもあります。

また、毛穴の詰まりを防ぐために、抗生物質以外の軟膏も利用されます。中度までのニキビでしたら、外用薬だけでも十分に良くなります。
ただし、重症化してきたら内服薬も治療の選択肢に入ります。内服薬による治療では炎症を強力に抑えることができますので、悪化したニキビの改善に有効です。

ホルモン治療でニキビの悩みを根本的に解決

繰り返しできるニキビに悩まされている時には、ホルモン治療がよく効きます。
女性ホルモンの分泌量が減ると皮脂の分泌量が多くなって皮膚も硬くなります。そのため、肌のコンディションが整いにくくなり、多くの悩みを抱えるようになります。

しかし、ホルモン治療を受けると女性ホルモンの働きが活発になりますので、皮脂の分泌量がコントロールされて状態が良くなります。皮膚が柔らかくなるとターンオーバーも活性化されます。