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ニキビ肌におすすめしない化粧水とは?使ってはいけない化粧水はコレ!

ニキビ肌におすすめしない化粧水とは?使ってはいけない化粧水はコレ!

厳選!おすすめニキビケア

ニキビが出来やすい肌は乾燥していることが多く、乾燥している肌ではニキビの原因になるアクネ菌の繁殖を抑えることが出来なくなってしまいます。

そのためニキビが出来やすい肌を改善していくのであれば化粧水による保湿が必須ということになるのですが、しかしながら現在はさまざまな化粧水が販売されているのですから、その中には「使ってはいけない化粧水」もあります。

ではどういったものを避けるべきなのかと言うと、まず出てくるのがアルコール配合のものです。

アルコール配合の化粧水について

アルコール自体は非常に強い殺菌力を有しているためアクネ菌に対抗していく効果は大きいと言えます。

こうした殺菌力については広く知られているため「アクネ菌を殺菌するならアルコール配合の方が良い」と考えてしまいがちなのですが、これは非常に大きな落とし穴です。

アルコールの殺菌力が強いことは間違いない事実ですが、しかし同時にアルコールは非常に蒸発しやすく、蒸発する際に周囲の水分や熱を奪っていく性質があります。

それをニキビの出来やすい肌に付けると何が起きるのかと言うと、
当然皮膚に存在している必要な水分まで奪っていってしまうのです。

アクネ菌が繁殖できないくらい強い肌を目指そう

化粧水を塗る女性

これがもともと必要な水分が残っていないような乾燥肌で発生するということになってしまうと、乾燥肌がさらなる乾燥肌になり、アクネ菌を殺菌してもまたすぐにアクネ菌に負ける肌になってしまいます。

そもそもアクネ菌自体は皮膚常在菌として常に皮膚上にいるわけですから、完全に殺菌するよりはアクネ菌が繁殖できない強い肌を作ることを考えるべきなのです。

ピーリング化粧水について

またこのアルコール配合の化粧水以外で避けるべきとなるのが「ピーリング化粧水」と呼ばれるようなものです。

ピーリング化粧水「ふきとりタイプ」と呼ばれることもあり、皮膚に付けてから軽くふきとる使い方を前提として開発されています。

これはふき取ることを前提としているために保湿力が弱いということが問題になりますし、またニキビが出来やすい肌は通常よりも弱っていることがほとんどです。

ピーリングというのは皮膚の表面の角質を溶かして肌のターンオーバーを促進することが目的なのですが、それを弱った肌の上で行ってしまうと強すぎる刺激によってかえってニキビが出来やすくなってしまうということになるのです。

このピーリング化粧水はターンオーバー自体が正常に行われている思春期ニキビであれば効果はありますが、そもそものターンオーバーの力自体が弱くなっている大人ニキビではほとんど効果がない、逆効果になることもあるとして考えておきましょう。

ニキビケアはとにかく肌への優しさ、本来の力を取り戻す方法を考えるのが重要なのです。

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