ニキビの基礎情報

顔のニキビが酷いときのピーリングはOK?NG?

顔のニキビが酷いときのピーリングはOK?NG?

厳選!おすすめニキビケア

肌表面がつるつるすると人気なのが、ピーリングという方法です。
市販の洗顔料としても売られており、女性を中心に利用者が多くいますが、このピーリングはニキビが酷い時にやってもいいものなのか、気になるところでしょう。
その疑問について、解説します。

症状が酷い時にやってはダメ

ニキビが酷い状態とは、炎症が増し、大きく膨らんだり、数が多い、膿ができていることを指します。
この状態の肌を清潔に保つこと自体は間違っていませんが、ピーリングはおすすめできません。
というのも、肌表面の角質を取り除く作用がありますので、通常の洗顔と比べて刺激が強すぎてしまい、ニキビをますます悪化させてしまう危険性が高いからです。

自然治癒の力によって、健康な肌をつくりだそうと努力している最中に、無理やり角質を除去してしまうことも、回復を遅らせてしまいます。
ニキビが酷い状態なら、普通の洗顔にとどめ、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。

自宅以外の方法なら大丈夫

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しかし、ピーリングのやり方によっては、有効であることもあります。
それは自宅での方法ではなく、専門の施設で行なってもらう方法です。
エステサロンや美容皮膚科、一般の皮膚科などで行なってくれます。

この中でもおすすめは、美容皮膚科と一般の皮膚科です。
これらは医療技術を持っていますので、ニキビ治療の知識に長けています。
一方のエステサロンは、医療行為を行えず、医師や看護師が存在しませんので、やり方によってはニキビを悪化させる危険性があります。

特に美容皮膚科はニキビの治療だけでなく、ニキビ跡の改善施術も受けられますので、美容が気になる女性におすすめです。

予防目的には有効な手段

ピーリングはニキビが酷い状態ではなく、ニキビが治まった時に行うのが有効です。
ニキビは角質が固くなって毛穴に柔軟性がなくなり、そこに皮脂汚れや角質汚れがたまることで、原因菌が増殖し、悪化するようになります。

ピーリングには、普通の石鹸や洗顔料では落としきれない角質汚れを容易に落とせる機能が備わっています。
上手に使うことで、毛穴の汚れ付着を防ぐことができますから、ニキビの発生を予防するにはおすすめの方法となります。

ただし、毎日行うのは避けた方が無難です。
角質自体は肌を保護する効果があることから、角質を取り除き過ぎると、肌のバリア機能が低下し、ニキビになりやすい状態になります。
ピーリング商品の注意書きをきちんと読み、正しい使い方を守るようにしましょう。

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