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生理前はニキビができやすい?ニキビとホルモンの関係

生理前はニキビができやすい?ニキビとホルモンの関係

厳選!おすすめニキビケア

今回は女性特有の悩み、「生理とニキビの関係」についてのお話です。

生理前にさまざまな症状に襲われる女性は多いかと思います。
動悸、頭痛、腹痛などの肉体的症状や、イライラなどの精神症状などその症状は多岐に渡りますが、このような「月経前症候群」に該当する女性は、一説によると日本女性の80%近くになるとも言われています。
「毎月その時期が来るのが憂鬱・・」という方もかなり多いことでしょう。

このような数々の月経前症状の一つに「ニキビの悪化」があります。

093784ニキビができる原因は「ホルモン」にあり

「どうも生理前になると吹き出物ができる気が・・」と思われる方、これにはちゃんとした原因があります。
女性の身体はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン) という2つの女性ホルモンの分泌のバランスでコントロールされています。生理・妊娠・出産という女性特有の身体機能はこれらのホルモンにより支えられているわけです。
そして生理前はプロゲステロンの分泌量が増えます。プロゲステロンには、皮脂の分泌を盛んにする作用があり、ニキビができやすくなると言われています。つまり、プロゲステロンによって多く分泌された皮脂が毛穴に詰まってニキビになってしまうということですね。

093784生理が始まってから2週間は肌の調子が高まるチャンス

このように生理前にニキビが増えるのには原因がありますので、油物の食事を控えてビタミン類を多く摂取するなどの健康的な食事を心がけることで症状の悪化を抑えることも可能です。
なお、生理前のホルモンバランスを原因とするニキビは、生理期間が終わると治ってしまうことがほとんどですので、逆にあまり長引く場合は違うことが原因になっている可能性がありますので気をつけましょう。

そして、生理が始まると、今度は数日でエストロゲンが増え始めます。エストロゲンは肌の新陳代謝を高める作用がありますので、この時期には肌の調子がよくなります。そしてまた数週間後には月経前症状が始まり・・・と毎月これを繰り返します。
このように、女性はホルモンのバランスと連動するようにお肌の状態も日々変わっていきますので、ニキビケアも自身の状況に合わせてケアするとより効果的かもしれません。

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