ニキビができる仕組みについては「あなたのニキビは何色?色で分かる最適ニキビ対策」の記事で説明したとおり、過剰な皮脂が毛穴につまってニキビになるというものです。
仕組みはわかりましたが、そもそも人によってニキビになりやすい人、なりにくい人がいるのでしょうか?
今回はニキビと「アレ」の関係について考えてみます。
ニキビは遺伝する?
「ニキビは遺伝するのか?」と聞かれれば、答えはNOでしょう。
この遺伝子を引き継いだから絶対ニキビができる、というようにはっきりとした因果関係があるわけではありません。
しかし、遺伝によってニキビができやすい体質を受け継ぐという可能性はあります。
例えば「ニキビができやすい体質」というのは、生まれもって内臓が弱かったり、ホルモンのバランスが崩れやすいといった体質です。
ただ、ニキビの場合、遺伝の影響よりもその後の生活習慣の方が因果関係が強いといえます。
上のような生まれつきの症状があったとしても、健康的な生活習慣を心がけることで十分ニキビの発生を予防することが可能ですので、必要以上に遺伝の心配をする必要はありません。
タバコはニキビに悪い?
愛煙家にとってはキツい話ですが、ニキビの発生と喫煙には一定の因果関係があると言わざるをえません。
最近では喫煙者は肩身が狭い思いをすることが多く、世間ではよく「タバコは百害あって一理なし」なんて言われてしまっていますが、確かに体に悪影響を及ぼすことは間違いありません。
具体的には、タバコを吸うことによりタバコの成分で血管が収縮してしまい、血流が悪くなってしまいます。
血流が悪くなると、今度は皮膚の新陳代謝も悪くなり、ニキビができやすいお肌になってしまいます。
確かに喫煙者の中には、「タバコを止めるとその口寂しさから、今度はチョコレートとかお菓子を食べたくなってしまうから、むしろタバコを止めた方がニキビができやすくなるよ」なんていう方も少なくないかもしれません。
確かにチョコレートなどのお菓子の食べ過ぎや、タバコが吸えないことでのストレスの影響も、ニキビの発生につながる可能性がありますので一理あるのかもしれません。
でもニキビを本気で直したいのであれば、せめて喫煙回数を減らすなどの努力をしてもよいのかもしれませんね。