皆さんは「思われニキビ」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、顔のどの位置にニキビが出来たかによって、「思い・思われ・振り・振られ」と意中の人との恋を占う恋愛占いです。
例えば、顎にできたら「思われニキビ」、鼻の頭にニキビができたら「両思い」といった具合です。
学生時代に恋愛トークで盛り上がった思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな風に、中には「ニキビは青春時代のいい思い出」という方もいるかもしれませんが、現実はそう甘くはないかもしれません。
実はニキビが顔のどこにできるかが、病気のシグナルになっている可能性があることをご存知でしょうか。
今回はニキビと病気との関係についてご紹介します。
頬にできるニキビは「胃腸や肝臓からのシグナル」
顔の部位の中でも、頬はニキビができやすい場所の一つ。
10代の頃のニキビであれば別ですが、大人になってからも頻繁に頬にニキビができる場合は、何らかの原因で胃腸や肝臓に負担がかかっている可能性があります。
例えば、チョコレートやスナック菓子のように油分を多く含む食品を食べ過ぎたり、お酒を過剰摂取していないでしょうか。
思い当たる節がある方は、生活改善を心がけることをオススメします。
また、頬のニキビはホルモンバランスの乱れが原因になるとも言われています。
女性の場合、生理不順などの症状もあればホルモンバランスの乱れが疑われますので、両方症状がある方は注意しましょう。
口にできるニキビも「胃の不調」
頬のニキビもそうですが、口のまわりに出来るニキビは特に「胃」の不調が影響している可能性があります。
食べ過ぎや暴飲暴食などで胃にかかる負担が大きくなり、胃の働きが低下してニキビができやすい下地を作ることになってしまうのです。
また「ストレスでも口まわりにニキビができた」という方もいるかもしれません。
これについても、胃の動きとストレスには密接な関係があり、ストレスが原因で胃の働きが鈍ることからニキビ発生の原因を作ってしまっているかもしれません。
したがって、食生活の改善はもちろん、過剰なストレスがかからないような生活を心がけることで、ニキビが改善する可能性があります。
次回では、おでこ、鼻、あごなどのニキビと病気の関係についてご紹介します。