皮脂膜再生にも悪影響を与える！過度なお手入れが厳禁な理由

洗顔料により剥がされてしまった皮脂膜は、3時間程度で再生されるのが一般的です。
しかしここに一般的な基礎化粧品を使用することで、再生が遅れてしまうと言われています。

低刺激で化学製品が少ない商品により、綺麗な肌が保てる。
こんな風にも言われているのです。

基礎化粧品が皮脂膜の再生を邪魔する

皮脂膜と呼ばれるものは、肌の内部から水分を逃がさないように保護してくれ、肌へ雑菌などが侵入しないようにしてくれます。
しかしこの皮脂膜は、洗顔料を使用して洗顔を行なうことで、簡単に剥がれ落ちてしまうものです。

何もしなければ3時間程度で再生されるものなのですが、洗顔料による突っ張りを感じるため、基礎化粧品などでケアしてしまうと再生が遅れると言われています。
肌の再生が遅れる度に肌荒れの様な状態が続くことになり、肌のバリア機能はどんどん低下していくと言われています。

化粧水って本当に必要なの？

最近では化粧水を使用しないことが、スキンケアの基本であるかの様に言われ始めています。
たとえ洗顔後であっても、化粧水を使用しないことにより肌本来がもつ再生力を高めていこうとしているのです。

そもそも化粧水には、肌にストレスを与えやすい化学物質なども多く含まれています。
この化学物質により、細胞の形をうまく形成することができないようになるのだそうです。

化粧水は肌に浸透しないし、細胞は形が変になり再生せず、皮脂膜はなかなか復活しない。
この様な悪材料が揃うことにより角質層が露出した状態が長くなり、肌から水分が逃げやすい状態を作り出すので、結果的に乾燥を悪化させることになると言われています。

化粧水をつけるかどうかは好みによる

化粧水をつけるかどうかに関しては、賛否両論あるものです。
もし化粧水をつけないのであれば、肌の内部から水分を蒸発させないために、まずは皮脂膜を保護することが大切です。

ともなれば洗顔料を使用した洗顔は、NGだということになります。

しかし、ニキビなどの肌トラブルを引き起こしやすい人は、洗顔料による洗顔が必須であると言われています。
それならば皮脂膜を残すことは不可能ですし、化粧水がなければ肌の突っ張りが気になってしまうことでしょう。

もし化粧水を使用しないのであれば、使用しなくてもOKな環境（肌に低刺激な洗顔料を使用して、必要以上に皮脂膜を落とさない）も必要となります。
この辺りは自分に合ったスキンケア方法を見つけて、臨機応変に対応していく必要があると言えるのではないでしょうか？