ニキビが出来ている時は要注意！パックがニキビを悪化させる

ニキビ肌の人は、保湿をしっかりと行なうようにと言われます。
乾燥が肌を硬くして、毛穴を防いでしまうからです。

そこで、乾燥をさせないために、パックによる保湿を考える人もいます。

しかし、ニキビが出来ている時に行なうパックは、ニキビを悪化させてしまうリスクを高めるようです。

顔の雑菌を繁殖させてしまう

ニキビが炎症を起こしている時は、アクネ菌などの、ニキビの原因となる菌が、肌の表面にうようよとしている時期です。
どんなに顔を綺麗に洗っても、この雑菌を綺麗に洗い落とすことは不可能なのです。

雑菌がうようよとしている時期に、長時間に及ぶパックをしてしまうことで、雑菌を一気に繁殖させてしまう可能性が高まります。
更に化粧水マスクなどには、油分の多いものもあるので、この油分が肌を刺激してしまい、ニキビを悪化させてしまうことも十分に考えられます。

また、汚れを吸着して落とすようなパックの場合、化粧水マスクよりも肌への刺激は強くなります。
顔の雑菌を繁殖させないためにも、ニキビが炎症を起こしている時は、過度なお手入れは厳禁です。

ニキビ肌用パックもNGなの？

パックの中には、ニキビの殺菌を目的としたものも販売されているようで、その様なタイプのものであれば使用はOKだとされています。
しかし、ニキビの殺菌力に優れた商品は、肌への負担も大きくなります。

10代の頃の皮脂の過剰分泌が原因で起こるニキビには、この様なパックを使用するとニキビが軽減できるかもしれませんが、20代を超えた人のホルモンバランスの乱れなどによるニキビは、生活習慣の改善なしには改善することはできません。

年齢に合ったニキビのケアも重要になりますし、今のニキビの状態なども十分考慮した上で、お手入れ方法は考えていかなければいけません。

とにかく肌を刺激しないことが重要

ニキビができやすい肌の人は、肌が弱く敏感な人が多いと言われています。
過度なお手入れにより、肌への負担を増やしてしまっては、ニキビを悪化させてしまうばかりです。

また、肌の弱い人が殺菌効果の強い商品を使用することで、乾燥を悪化させてしまうケースもあります。
乾燥が悪化すると皮脂が逃げ場を失い、更にニキビは悪化することになるので、この辺りも注意してスキンケアを行なっていきましょう。

あまりにもスキンケア方法に悩むようであれば、シンプルに皮膚科で出してもらえる保湿剤により、保湿をしていくのが一番なのではないでしょうか？