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色素沈着?!ニキビ跡がシミになったときの治し方【顔・背中】そばかすも原因かも?

色素沈着?!ニキビ跡がシミになったときの治し方【顔・背中】そばかすも原因かも?

厳選!おすすめニキビケア

ニキビ跡とは正確には、ニキビによってできた肌の炎症、傷、色素沈着のことです。
治りにくく、一生治らないとあきらめる人もいますが、長期間かけて食生活や生活習慣の見直しで充分治療できるものです。

また、医療の発達で、重症のニキビ跡でも目だなくできるようになってきています。
ニキビ跡は大きく3つのタイプに分類されます。

赤ニキビやニキビ跡について

第1が赤みが残るタイプです。
ニキビが炎症を起こしたために毛穴にうっ血が起きてしまっているのが原因です。

第2のニキビ跡のタイプは、紫色や茶色のシミが残ってしまっているものです。
紫色に色素沈着してしまうものはニキビが炎症を起こした時に毛穴近くの毛細血管が切れて、血がにじんだのが原因です。

茶色のシミは、ニキビができた皮膚に日光にあたるためにメラニン(日光によって生み出される色素)がたくさん作られたのが原因です。
さらに日焼けすると頬から顎などに色素沈着が起こってしまいます。

化粧水や美容液を使おう

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第1のタイプも第2のタイプもニキビ跡がほとんど目立たないくらいに薄くできます。
この2つのタイプは、やり方としてはおおよそ同じで、ビタミンCが配合されてある化粧水や美容液の使用です。

ビタミンCには炎症や皮脂を抑える成分があるので長期間の使用でニキビ跡はかなり取れます。 ビタミンC配合と言っても肌によく浸透するように改良された「ビタミンC誘導体(リン酸やAPPS)」が効果的でしょう。

さらに美顔器などの「イオン導入(電流を利用した方法)」機器を利用するとビタミンCの浸透が大きく高まります。 言うまでもありませんが、ビタミンCの飲み物を飲んだところでまったく効果はありません。

手順としては洗顔、美容液、乳液、美容液、イオン導入の順です。
2回の美容液の間に保湿成分(セラミドやヒアルロン酸など)配合の乳液の使用が効果的です。

特に注意すべきは茶色いニキビの場合です。
これは「ピーリング」で消すととても効果的だと言われています。
肌には古くなった角質があるのですがこれをピーリング剤を使って落とすことで茶色のシミを消してしまう方法です。

デコボコのニキビ

第3のニキビ跡のタイプは、クレーター状のでこぼこが残るものです。 これは、赤ニキビが悪化して、強い炎症の進行によって皮膚組織破壊が起きたことが原因です。 このタイプは、セルフケアでは時間がかかりすぎるためにやはり美容皮膚科で治療になるでしょう。

近年では重度のクレーターでも目だない程度に回復できるようになっています。
一番簡単なものがケミカルピーリングで、その他、レーザーを使用するフラクセルレーザー、フォトフェイシャル、FGF治療、培養表皮移植などまでたくさんの選択肢があります。

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