ニキビケアの前に！知っておきたいターンオーバーとは

気になるニキビを本気でケアしたい！
そう考えるなら、まずはターンオーバーについて学んでおくことが肝心です。
ターンオーバーという言葉を聞いたことはあるけど、実際にどのようなものかまでは詳しく知らないという人は少なくないのではないでしょうか。
ターンオーバーは簡単に言ってしまえば肌が新しく生まれ変わることで、この働きが正常に行われていることでニキビができにくい肌となります。
ニキビの予防、治療どちらの面でも要となる肌の働きですので、どのようなものかをきちんと理解して、ターンオーバーを正常に保つことこそが美肌への一歩となるのです。
人間の肌は、約28日のサイクルで新しく生まれ変わっています。

ターンオーバーとは

肌は爪などと同じくたんぱく質を主原料として作られる細胞で構成されており、ターンオーバーによってこの細胞が新しく作り変えられることによって、美しく健康的な肌が保たれているのです。
通常新しい細胞ができると、それまでの古い細胞は角質とともに排出されます。
ですがターンオーバーが乱れてしまうと古い細胞が肌にいつまでも残り続け、角質が溜まって肌がごわついたり、バリア機能が低下してニキビができやすくなるといった困った症状が起きます。
つまりターンオーバーの乱れはニキビのみならず、肌に様々な悪影響を与えてしまう恐るべき状態なのです。
細胞の生まれ変わりが正常に行われていれば、常にみずみずしく健康的な肌環境が整えられますので、見た目に美しいだけではなく肌荒れや乾燥といったトラブルが起こりにくくなります。

ターンオーバーが乱れる原因

ターンオーバーが乱れる原因は非常に様々ですが、中でも大きい原因とされているのが
睡眠不足や食生活の乱れです。
毎日夜更かしをするクセがあるという人や、食べ物の好き嫌いが多いという人は要注意です。
ターンオーバーは夜眠っている間に最も活発に行われますので、睡眠時間が短かったり睡眠の質が悪いと、肌にとって大きな悪影響となる可能性があります。
特に22～2時の間はターンオーバーを促す成長ホルモンという脳内の物質が分泌されやすい時間帯で、この時間帯に少しでも熟睡することが肝心です。

食生活を見直しましょう

また、肌の細胞を新しく作り変えるためにはたんぱく質をはじめとした様々な栄養素が必須となります。
食事代わりにお菓子やパンばかり食べているという人はたんぱく質はもちろんのこと、ビタミン、ミネラルなども不足傾向にありますので、ニキビケアのためには一度食生活を見なおしてみるといいでしょう。