ニキビができてしまうと鏡を見るだけでブルーになってメイクや外出するのも気が引けてしまう、という方も多くいらっしゃいます。
美肌の大敵であるニキビはコスメによるスキンケアで解消しようと思ってしまいますが、実はコスメでのニキビケアをする前に、食生活の改善でニキビをケアすることができます。
肌荒れに効果的な食べものを知って体の中からニキビケアを心がけましょう。
ニキビケアに欠かせないビタミン類を含んだ食品
ニキビができる原因の一つに食生活の乱れによるビタミン不足が考えられます。
ビタミン類は肌や粘膜の健康を維持する働きがあり、不足すると抵抗力が低下してニキビや肌荒れの原因となってしまうのです。
そのためビタミン類を多く含む食品を摂取することで体の中からニキビを改善することができるのです。
肌の健康を保つのに欠かせないビタミンAを多く含んでいるのがウナギやレバー、さらに人参やグリーンアスパラなどの緑黄色野菜に多く含まれており、油を使って調理することで吸収をアップします。
また肌の炎症を抑える働きをするのがビタミンB群で、青魚やタイ、カツオなどの魚類、豚肉や牛肉に多く含まれており、にんにくやネギなどに含まれる硫化アリルと合わせてとることで吸収をアップさせることができます。
また代謝を高めて肌を健康に保つのがビタミンCです。
オレンジやイチゴ、カブ、ほうれん草などの野菜やフルーツに多く含まれており、サラダなどで生食することで栄養分をまるごと摂取できます。
ホルモンバランスを整える食品
ニキビの原因となるものにホルモンバランスの乱れがあります。
そうした女性ホルモンのバランスを改善する働きをするのが大豆製品です。
納豆や豆腐、豆乳などの大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするので、積極的に毎日の食卓に取り入れることで、体の中からニキビケアができます。
コラーゲンでニキビ跡の回復を
ニキビで気になるのが治りかけのニキビ跡です。
こうしたニキビ跡をそのままにしてしまうと凹凸のオレンジスキンになってしまうケースもあるので食べ物でケアしましょう。
ニキビ跡のケアに効果的なのがコラーゲンです。
肌のハリを保つこの成分を含むのがすっぽんやフカヒレなどの高級食材ですが、鶏がらなども身近でコラーゲンをたくさん含む商品です。
スープなどにして食べることでコラーゲンを積極的に摂取でき、肌のハリを保ち、ニキビ跡をケアしてくれます。