大人ニキビの原因は、ストレスによるものが多いですが、そのストレスによって男性ホルモンが増加し、皮脂の分泌を過剰にさせてしまっています。
お肌の角質が硬くなることによって、同じところに繰り返しニキビができてしまうのも大人ニキビの特徴なので、ニキビのないときと肌質が異なり大変デリケートになっているため、
正しいスキンケアの知識を身に付けて自分のお肌の状態に適したケアをすることがとても大切なのです。
大人ニキビの基本!洗顔法について
洗顔法の基本は、なんといっても泡洗顔です。
できるだけ肌に負担をかけないよう、体温に近い温度のぬるま湯でやさしく包み込むようにお肌をぬらしたあと、泡立てネットなどを使ってキメ細かい泡をしっかり作ることが大切です。
この泡で両手を使って顔全体を包み、手のひらでくるくると広げるようにしてなじませていきます。
このとき、気になる鼻の脇などの細かい部分にも泡を行き渡らせ、指先や手のひらがお肌につかないように気をつけます。
なるべくこの泡マッサージをすぐに終わらせず、肌になじませ、毛穴の奥まで浸透させるイメージで洗顔しましょう。
洗い流すとき・拭くときも注意!
洗い流すときもぬるま湯でやさしく、タオルで拭くときもゴシゴシせずにゆっくり押すようなイメージで、肌に刺激を与えないようにします。
洗い終わったあとはなるべく早めに化粧水、保湿クリームを塗りますが、
このときも力をいれずに両手で顔を包むようにして時間をかけて保湿することが大切です。
これがニキビケアのための正しい泡洗顔法となっており、毛穴汚れのケアや角質を和らげるのにも効果的で、美意識の高い人は朝と夜両方、この方法で洗顔をしています。
大人ニキビに洗い過ぎはNG!
一日に何回も洗顔するのは逆効果で、洗い終わったあとのつっぱり感を何度も経験すると体の中から油分を出そうというはたらきが起こり、ニキビのもとを作ってしまうことになるため、洗顔は一日に1回、多くても二回までとしましょう。
また洗顔法でゴシゴシと肌をこするようにして洗ったり水で流す方法は逆効果で、ニキビ悪化の原因となります。
なぜならば、せっかく洗い流そうとしている皮脂や汚れを指や手のひらによって中に入れ込んでしまったり、ニキビの雑菌を顔中に広げることになってしまったり、あるいは手の汚れが顔についてしまったりと、細菌が繁殖する可能性がとても高いからです。
スキンケアの基本は、できるだけお肌に刺激を与えず、シンプルかつやさしく、そして潤いをたっぷり与えてあげることが大切なのです。