赤みニキビは、毛穴の内部で炎症が起きているため、痛みがあります。
また、進行すると跡が残りやすいため、赤みニキビのうちに治すことが大切です。
赤みニキビができた時の対処法
ニキビをすぐ治すためには、薬を使った方法もありますが、正しい洗顔と保湿を行うこと、生活習慣を見直すことも大切です。
効果には、個人差があるため数日から数ヶ月かかることがあります。
即効性を求めるのであれば、薬が一番ですが、根本的な解決ではないため、正しい洗顔と保湿、生活習慣の見直しなどもあわせて行うことです。
洗顔後には、保湿をしっかりと行います。
肌が潤っていない状態では、毛穴の周りが硬くなってしまうため、余計に毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすくなります。
また、徹夜や寝不足、喫煙などをしていると肌が荒れやすくなります。
薬を使ったり、正しい洗顔を行っていても生活習慣が乱れていると効果が出にくくなります。
早く治したい場合には、睡眠をしっかりととることやアルコール・タバコを控えることから始めます。
一般的な治療方法
炎症がひどい場合には、抗生物質が用いられることがあります。
抗生物質には、内服タイプと外用タイプがあり、どちらかが処方されることが多いです。
身体ニキビの場合は、カビの一種であるマラセチアが原因であることが多いため、抗真菌剤を処方されることがあります。
激しい炎症が見られる場合には、症状に合わせてステロイド剤を処方されることもあります。
ただし、抗生物質やステロイド剤は、炎症を抑えることはできてもニキビを発生しにくくすることはできないため、あくまでも炎症を止めるための対処療法になります。
やってはいけないこと
赤みニキビができた際には、いくつかのやってはいけないことがあります。
まず、患部には触ったり潰したりしないことです。
手には、雑菌がついているため、炎症が悪化する事があります。
いつもであれば問題がなくても、外部からの刺激により悪化します。
また、皮脂を落とすために何度も洗顔しないことです。
皮脂が少なすぎると肌が乾燥してしまい、余計に皮脂を分泌してしまい逆効果です。
メイクする際にも注意が必要です。
気になるからとファンデーションやコンシーラーで隠してしまうと塗る行為自体が刺激になってしまい悪化する事があります。
どうしても気になる場合には、下地はできるだけ使わずにパウダータイプのファンデーションを選ぶようにします。
特に石鹸で落とせるタイプは、肌への負担が少ないため、適しています。