女性ホルモンのバランスの乱れ。
これは決して、生理だけが基準ではありません。
20代を超えて発生するニキビの多くは、ホルモンバランスの乱れが理由だと言われています。
女性の場合は、大人ニキビが出来たら、まずはホルモンバランスの乱れを疑いましょう。
女性ホルモンのバランスの乱れ
女性ホルモンのバランスの乱れ。
これは、女性ホルモンの分泌量が低下をしてしまうことを、意味する言葉です。
そもそも女性ホルモンとは、たくさん作られるものではありません。
思春期から徐々に作られるようになり、20代でピークを迎え、30代を超えてどんどん減少していくものです。
女性ホルモンはほんの少し生活が乱れただけでも、一気に分泌量が低下してしまいます。
その為、女性ホルモンのバランスを乱さないためには、まずは規則正しい生活が必要不可欠です。
生理から予測するホルモンバランスの乱れ
生理不順だけでは予測できないのが、ホルモンバランスの乱れです。
いつもは定期的に生理が来ていたのに、今月はまだ来ていない。
確かにこれは、ホルモンバランスの乱れが影響していそうです。
しかし、生理が毎月順調に来ていたものであれば、ホルモンバランスの乱れが起きていたとしても、なかなか把握はできないものです。
そこで、経血や生理前後の不調に注目してみましょう。
女性ホルモンのバランスの乱れが起きている時期は、
・PMSが辛い
・生理痛がひどい
・肌荒れがひどい
・イライラが止まらない
・経血の量が少ない
・生理の日数が短い
さまざまな症状が出るようになるそうです。
生理がいつもとは違うかもしれないと感じたら、ホルモンバランスは乱れているのかもしれません。
ホルモンバランスの乱れはフェイスラインのニキビに注目
ホルモンバランスが乱れると、顎や頬の下部と言った、フェイスラインにニキビが発生します。
また、この部分にできるニキビは、大きなものではなく、小さなプツプツ程度のものができやすくなる傾向にあります。
しかし、たくさんニキビが発生することで、顎の下部に膿がたまりやすくなり、結果的に大変大きな「おでき」となることもあります。
フェイスラインにニキビが繰り返し出来る人は、体質とは考えずに、もしかすると女性ホルモンの分泌量が低下しているのかもしれないと疑いを持ち、女性ホルモンの分泌量低下を抑制していくようにしましょう。
また、ニキビが落ち着かない場合は、ホルモンバランスだけが災いをしているのではないかもしれないので、なるべく早期に皮膚科へ相談にいきましょう。