皆さんは「顔ダニ」という言葉をご存知ですか?
「ダニ」といえば、ソファーやクッション、シーツなどの日用品に生息し、時に人間を刺すこともある、いや〜な虫。
写真はもちろん、その言葉を聞くのも不快という方もいるかもしれませんが、そんな虫が実はあなたの顔に生息していると言われたら・・どうでしょうか。
ほぼすべての人に顔ダニは生息している
ここで冒頭から残念なお知らせをしますと・・・顔ダニはほぼすべての人間の顔に生息しています。
あなたがどれだけきれい好きで、どれだけ丁寧に洗顔をしていたとしても、おそらくは顔ダニが生息していると考えてよいと思います。
そんなに顔にダニが生息していて大丈夫なの?と心配に思われるかもしれませんが、実は顔ダニが存在すること自体はそれほど大きな問題ではありません。
「顔ダニ」のメリット
「顔ダニ」という言葉は顔に生息するダニの俗称で、顔に生息するダニは「ニキビダニ」と「コニキビダニ」という二種類がいると言われています。
この顔ダニには人間にとってありがたい役割があり、顔ダニが余計な皮脂を食べてくれることでお肌が正常な状態に保たれるというメリットがあります。
冒頭で「顔ダニがいること自体は問題ではない」と言ったのはこの点であり、むしろ全く顔ダニが存在しなくなると、お肌のバランスが崩れてニキビができやすくなるという説もあります。
ですから「ダニ」という怖い名前とは裏腹に、わたしたちのお肌にプラスの働きをしてくれる側面もあるのです。
「顔ダニ」のデメリット
ここまでを読むと、「顔ダニってお肌にいいじゃん!」と思うかもしれませんが、そうもいかないのがお肌の手入れの難しいところ。
実は、少量の顔ダニの存在はお肌にとってプラスなのですが、あまりに顔ダニが多すぎると今度は顔ダニの死骸やフンが毛穴に詰まりやすくなり、これがニキビの原因となることがあるのです!(虫嫌いの方にとっては想像したくない光景ですよね・・・)
ですから、やはり適度に顔ダニを「飼う」ためにも、お顔をできるだけ清潔な状態に保つのは重要ということになってきます。
正しい洗顔で顔ダニと良い付き合いを
顔ダニが増加するのを避けるためには、やはり洗顔が重要となるわけですが、ここで注意しなければならないのか「顔に残ったメイク汚れや洗顔料が顔ダニの格好のエサになる」ということ。
メイク汚れが残るのはダメなのはもちろん、洗顔料も残っていると顔ダニ増殖の原因となり、お肌にマイナスになりますので、正しい洗顔を心がけて顔ダニと良い付き合いができるようにしましょう。
正しい洗顔法については、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
知らないとヤバイ!美肌を作る「正しい洗顔法」
https://nikibitalk.com/kiso/bihadasengan/